ひろゆきさんが辻愛沙子さんに「作品でもデマは良く無い」と指摘 / 不勉強な人は性別格差と言うが「子あり格差」です

クリエイティブディレクター辻愛沙子さんが「最近はこんな作品を作ったりなどしています。全部打ち破りたいね~」とツイートしつつ、その作品の画像写真を公開した。

辻愛沙子さんの作品「同じ仕事 女性はまだ低賃金」

その作品は「女性活躍掲げた新内閣 女性はたったの2名」「女性不在の経済界」「ジェンダーギャップ指数今年は118位」「受験にも性差別の闇」「男女の格差は4年連続拡大」「同じ仕事 女性はまだ低賃金」「女性にばかりに強いられる不便」などと書かれた新聞がデザインされており、その新聞を破っている女性の姿が写されている。「そのような女性不利な現状を打破する」という意味が込められているのかもしれない。

辻愛沙子さんのツイートと作品に注目集まる

そんな辻愛沙子さんのツイートと作品に対して、Xユーザーから「書かれてる内容が結果ばかり。もう少しプロセスに着目しては」と指摘。それに対して彼女はむ以下のコメントをしている。

<辻愛沙子さんのXツイート>

「どれも2024年の今、実際にある報道内容なんですよ~ 結果として起きている出来事なんです。理解できますかね」


インターネット上で話題となっている辻愛沙子さんのツイートと作品だが、それに対して、インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者・ひろゆきさんが言及。辻愛沙子さんに対し「作品でもデマは良く無い」と指摘している。

<ひろゆきさんのXツイート>

「同年収だと女性の労働時間が短い。女性は非正規雇用率が高いので同年齢での年収比較だと女性の年収が低くなる。同一労働で性別により給与格差のある会社はほぼ無い。出産してキャリアが途切れると非正規雇用になる。男女格差ではなく、「父親・子なし女性vs母親」の差。作品でもデマは良く無い」

「賃金格差研究でノーベル賞。不勉強な人は性別格差と未だに言いますが「子あり格差」です」


ひろゆきさん「男女格差ではなく 父親・子なし女性vs母親 の差」

ひろゆきさんは「男女格差ではなく 父親・子なし女性vs母親 の差」であると指摘。そしてBBCニュースの「ノーベル経済学賞にゴールディン氏、男女賃金格差を研究 初の女性単独受賞」と題された記事を引き合いに出し、エビデンスを示している。

<BBCニュースの記事 / 一部引用>

「ゴールディン氏の調査によると、1800年代に工業化が進んだ後、既婚女性の就労は減少し始めたが、1900年代にサービス経済が発展するにつれて、再び増加した。女性の教育水準の向上と避妊用ピルの登場が変化を加速させたが、男女間の賃金格差は依然として残った。歴史的には、男女間の収入差は若い頃の教育選択やキャリア選択に起因するものであったが、ゴールディン教授は、現在の収入差は子供を持つことによる影響が大きいことを明らかにした」

「ゴールディン教授は1989年、女性として初めて、ハーヴァード大経済学部で終身在職権を得た。2018年にはBBCの取材で、経済学ではなお、女性に対するイメージの問題があると述べた。「大学に入学する前から、学生たちは経済学を金融や経営に特化した分野だと思っている。また、女性は男性に比べてそうした分野にあまり興味を示さない」「もし我々が、経済学は『不平等や健康、家庭でのふるまい、そして社会』についての学問であると説明すれば、もっとバランスが取れるはずだ」」

辻愛沙子さんはひろゆきさんの指摘にどのような自論を述べるのか

それらの情報を踏まえ、ひろゆきさんは辻愛沙子さんに対し「作品でもデマは良く無い」と指摘しているが、筆者が確認した限り、それに対する辻愛沙子さんの返答(自身の見解)を確認することができなかった。

辻愛沙子さんはひろゆきさんの指摘に対し、どのような自論を述べるのか。大きな注目が集まっている。そして皆さんは、ふたりの考えに対してどのようにお思いだろうか。



※記事画像は辻愛沙子さんのXツイートより引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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