【イベントレポ】『侍タイムスリッパー』大ヒット感謝舞台挨拶で名シーン再現を連発

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【イベントレポ】『侍タイムスリッパー』大ヒット感謝舞台挨拶で名シーン再現を連発

映画『侍タイムスリッパー』の大ヒット応援感謝舞台挨拶が2024年10月14日(月・祝)新宿ピカデリー スクリーン3にて行われ、キャストが劇中衣装で登壇。劇中の数々の名シーンを再現して、詰めかけた満員の観客を大いに楽しませた。

8月17日(土)にインディーズ映画の聖地「池袋シネマ・ロサ」1館のみで封切られて以来、口コミが広がり現在では全国172館で公開されている『侍タイムスリッパー』。この日の舞台挨拶には、主演・高坂新左衛門役の山口馬木也をはじめ、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、田村ツトム、高寺裕司、井上肇、そして安田淳一監督が登壇した。

【イベントレポ】『侍タイムスリッパー』大ヒット感謝舞台挨拶で名シーン再現を連発

盛大な拍手で迎えられると、安田監督の挨拶に続き山口が「会津藩の松平家家中・高坂新左衛門と申します。本日は短い時間ではございますが、皆さまと楽しくひとときを過ごせればいいなと思っておりますので、よろしくお願い致します」と侍になりきって挨拶。すると風見恭一郎役の冨家が被せぎみに「いい加減、そのなまりは何とかならんのか!」と鋭く突っ込んで一気に観客の心を掴む。山本優子役を演じた沙倉、撮影所所長役の井上、心配無用ノ介こと錦京太郎役の田村、新左衛門の親友・村田左之助役の高寺と、それぞれ個性的な役柄そのままの挨拶で沸かせた。

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山口は、大ヒット中の映画の反響を受けて、「SNSにすごく疎いんですけど、Xでのご意見を見て、寝不足の日々を過ごしています。あと、塩むすびの味が明らかに変わりました」と、新左衛門が現代にタイムスリップして食べた塩むすびに感激するシーンと心境を重ねた。さらに、連日メディアに取り上げられていることで、「この前、家の近所のコンビニで塩むすびを買ったんですよ。そしたら店員さんに「おめでとうございます」と言われました」と嬉しい反響があったことを明かした。一方、沙倉が「近くのTOHOシネマズにパンフレットを買いに行ったんですけど、全く気づかれませんでした(笑)」と残念そうに語ると、山口は「たぶん、どことなく気を使って声かけちゃ悪いのかなと思ったんですね」と、劇中さながらの優しき侍っぷりを発揮してフォローした。

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冨家は、「僕も山口さんも結構この業界で長いこと芝居をしているんですけど、「こんなにチームワークのいいメンバーが集まった作品って初めてだよね」って話していたぐらい、本当にチームワークが良い」と撮影を振り返る。さらに、「今日もせっかくこんな扮装をしてるから、何かお客さんの前でやれたらいいよねなんて話をしてたんですけど、みなさんが絶対見たいと思う人がいるんですよ。4人侍の格好をしていますけど、一番メイクが濃い人がいるんですよね」とのひと言で、目張りも凛々しい田村が劇中劇の「心配無用ノ介」として即興で演技を開始。沙倉にしつこく絡む井上と高寺を「待ちねぇ!」と制して名台詞をキメ、大喝采を集めた。

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続いて井上と高寺もそれぞれ名セリフ&シーンを演じて爆笑&拍手喝采。そして、山口、冨家、沙倉も楽しそうにわちゃわちゃとしつつ、クライマックス後の重要なシーンを再現して、ドッと客席を沸かせた。

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日本中を席捲している今作について、次なる目標を訊かれた安田監督は、「(映画の着想の原点である)福本清三さんあっての映画だと思っています。福本さん繋がりで言うと、トム・クルーズさんにこの映画をリブートで撮って欲しいです!」と、福本が『ラストサムライ』で共演したトム・クルーズの名を上げて、場内をどよめかせた。山口は、「僕が小学校の頃、映画鑑賞会ってあったんです。それを小学校とか中学校とかでやって、全国でこの映画を見てほしい」と希望を語る。

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続いて冨家が、「僕の願いは、主役をやった山口馬木也……マッキーに、主演男優賞を獲ってもらいたいんです!」と力強く訴えて、場内は万雷の拍手に包まれた。「僕は馬木也の現場での居方、この作品に対する取り組み方、姿勢に本当にちょっと惚れてまして。この山口馬木也になんとか主演男優賞を、そして僕に助演男優賞を(笑)」とユーモアたっぷりに続けてさらに盛り上げた。続く沙倉も「制作のときから言っているんですけど、日本アカデミー賞の作品賞を獲りたいです」と語るなど、作品への自信と愛情がコメントの端々に伺えた。

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締めくくりの挨拶で安田監督は、「こうやってみなさまのお顔を見てると、1館で始まった頃を思い出します。こういう日が来るということを、僕としてはぼんやりと描いてはいたんですけども、本当にこんな日がやってきたということを心の底から、スタッフキャスト一同喜んでおります。本当にみなさまありがとうございました」と感謝して締めくくった。

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イベント終了後に場内の売店に行くと、パンフレットは既に売り切れていた。まだまだ『侍タイムスリッパー』旋風がやむことはなさそうだ。

取材・文・写真:岡本貴之

【インタビュー】

『侍タイムスリッパー』安田淳一監督&ヒロイン・沙倉ゆうのが語る作品の魅力と熱い想い
https://ototoy.jp/news/119935

映画情報

『侍タイムスリッパー』
2024年/日本/131分/カラー/1.85:1/ステレオ/DCP
出演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、田村ツトム、高寺裕司、井上肇ほか
監督・脚本・撮影・編集:安田淳一 殺陣:清家一斗
撮影協力:東映京都撮影所
製作:未来映画社
配給:ギャガ 未来映画社 
宣伝協力:プレイタイム 南野こずえ
©2024未来映画社
■公式サイト https://www.samutai.net/

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