余りがちな食材が美味しいお料理に変身!「食品ロスをおいしく学ぶ!サルベージ・パーティ」
プロスノーボーダー岩渕麗楽選手が出演する動画「食品ロスをおいしく学ぶ!サルベージ・パーティ」が公開中です。
「食品ロス」とは、本来食べられるにも関わらず捨てられる食品のことを指します。農林水産省によると、令和3年度の食品ロス量の推計値は523万トン(※1)、最新のデータである令和4年度の推計値は472万トン(※2)となっています。これは、国民1人当たり1日約103グラム(おにぎり約1個のごはんの量に近い量)を捨てている計算となります。長年にわたり食品事業者の食品ロス削減に関する取り組みが着実に進められている成果は出ているものの、依然として多くの食品ロスが生じているのが現状です。
この動画は、10月の食品ロス削減月間に向けて「サルベージ・パーティ」を通して食品ロスについて学んでいくというもの。「サルベージ・パーティⓇ」とは、購入したけれど使いきれなかった食材や、食べきれない贈答品、たくさん採れた野菜など、家庭で余している食材をみんなで持ち寄り、おいしい料理を作ることで食材を救い出す取り組みです。まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」について、楽しみながら考えることができます。
前編では、一般社団法人フードサルベージ 代表理事の平井巧さんをお迎えし、食品ロスの現状や考え方についてレクチャーいただきました。後編では、岩渕選手がサルベージ・パーティⓇを初体験。実際に余りやすい食材と、動画を公開した昭和産業の「天ぷら粉黄金』、これらの食材で何ができるかを、みんなで意見を出し合いながら楽しく調理した動画になっています。
三連休、家庭で楽しく学んでみてはいかがでしょうか。
(※1)令和5年6月 農林水産省「最新の食品ロス量は523万トン、事業系では279万トンに」 https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/230609.html
(※2)令和6年6月 農林水産省「令和4年度の事業系食品ロス量が削減目標を達成!」 https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/240621.html
(※3)農林水産省「食品ロスとは」日本ではどれくらいの食品ロスが発生してるの? https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html
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