「ミスタードーナツ台湾ゴハン祭り」試食発表会レポ！今年の秋冬はミスドアレンジの台湾メシで旅気分！

2024/09/28 19:30 舌肥グルメ

ファーストフードチェーンのミスタードーナツは、“みんなのおなかにぴったりおいしい！”をテーマに展開する「ミスドゴハン」の企画として「ミスタードーナツ台湾ゴハン祭り」を10月2日から開催。その試食発表会が9月26日に東京都内で開催され、台湾の郷土料理や定番料理をイメージした6種の新商品が発表された。ここでは各商品の特長とともに、実際に試食体験した感想をレポートする。

「ミスドゴハン」新作は台湾グルメをフィーチャー

10月2日から始まる「ミスタードーナツ台湾ゴハン祭り」で発売される新商品は、『台湾風ルーロー麺』『台湾風豆乳野菜麵』『台湾風鶏サンラータン麺』の飲茶商品3種に、『ピザッタ台湾風ルーロー』『台湾胡椒餅風パイ』『台湾ごま団子風パイ』を加えた計6種。既に販売中の『台湾紛粿フルーツティ』も合わせ、いずれも台湾グルメをベースとしながらミスドらしさが生きているオリジナルメニューだ。

試食発表会では、株式会社ダスキンミスタードーナツ事業本部企画開発本部の佐藤阿弓氏が、2017年から展開しているミスドゴハンのコンセプトと今回の企画の主旨を説明。

「今回の新商品は、台湾ゴハンをテーマにドーナツ同様、選べる楽しさ、バラエティー感のある商品を開発しております」と述べた同氏は、今回のテーマに台湾グルメを選んだ理由として、「世間での台湾グルメ人気」と「ミスドゴハンとの相性の良さ」という2点を紹介。また、台湾で展開するミスタードーナツが今年で20周年を迎えることもミスドゴハンと台湾グルメとを結びつける親和性にあげた。

6種の新商品をテイスティング！

会場には、来場したマスコミ関係者に新商品6種の試食が用意された。筆者も全種類くまなくいただいてきたので、ここからは各メニューの特長と試食の感想をお伝えしていこう。

ミスドにとって、ドーナツに次ぐ看板商品である飲茶からは3種類の汁そばがラインナップ。いずれも本場・台湾の味を大切にしながら、定番人気の汁そばをベースに日本人の味覚に合うテイストに仕上げたという。

『台湾風ルーロー麺』（イートイン693円）は、台湾を代表するローカルフード・ルーロー飯を麺料理にアレンジした汁そばだ。たまり醤油と濃口醤油をブレンドしたスープで柔らかく煮込んだ豚挽き肉が表面を覆い、玉ねぎ油がコクをプラス。五香粉（ウーシャンフェン）の香りが、食べる人の気分を台湾に誘ってくれる。

台湾の大衆食堂に行くと、ほぼ必ずメニューにあるルーロー飯。そのこだわりは店ごとに微妙に異なるが、ミスドの台湾風ルーロー麺は、スープの個性に負けないよう、やや濃い目の味付けにしているそう。一口すすると五香粉の香りがぶわっと広がり、味のインパクト、肉々しいボリュームともにガッツリ食べたい時におすすめの一杯だ。

『台湾風豆乳野菜麵』（イートイン693円）は、台湾で朝食に食べられる豆乳スープ・鹹豆漿（シェントウジャン）をヒントに考案されたメニュー。えび、キャベツ、もやし、ザーサイと具材たっぷりで食べごたえあり。

豆乳を使ったヘルシーさを感じる一杯は、穏やかそうなビジュアルでありながらラー油のピリッとした辛みが意外なパンチ力を放つ味わい。鹹豆漿をイメージしたスープを最後までしっかり飲み干したい。

『台湾風鶏サンラータン麺』（イートイン693円）は、女性に人気の高いサンラータン麺のミスド版。黒コショウとラー油の辛さと酢と柚子胡椒の酸味が一杯の中で調和し合う。鶏肉をはじめ、キクラゲ、タケノコ、にんじん、トマトで彩りも豊かな汁そばだ。

チキンベースのスープの中に辛みがきいた一杯は、2種の酸味が食欲をそそり、辛くてもするすると食べられる味わい。ゴロっとした鶏肉も存在感抜群で、トマトによってさらにフルーティーな酸味が楽しめる。

台湾風ピザッタに、2種類のサクサクパイも登場

テイクアウトフードは３種類が発売。

『ピザッタ台湾風ルーロー』（テイクアウト486円、イートイン495円）は、米粉を使ったモチモチ食感のピザ生地が特長のピザッタに五香粉香る肉みそをトッピング。台湾の味とイタリアの味が融合したワンハンドグルメだ。

コクのあるゴーダチーズと肉みそという東西の個性ある素材がマッチを見せる台湾風ピザッタは、まさにミスドだけで食べられる一品。店舗でも注文を受けてから焼き上げて提供されるのでアツアツの状態を頬張りたい。

『台湾胡椒餅風パイ』（テイクアウト259円、イートイン264円）は、台湾で定番の軽食・胡椒餅をパイ料理で再現。生地の中には五香粉や胡椒でスパイシーに味付けした豚肉入りの餡が包まれた一品は食事にもおやつにもぴったり！

『台湾ごま団子風パイ』（テイクアウト259円、イートイン264円）は、黒ごま餡ともちフィリングをパイで包んだ今回唯一のスイーツメニュー。パイのサクサク感と中身のモチモチ感が一体となり、対照的な食感がやみつきの味わいを生む。

ずっしりとしたボリュームで満足感のある2つのパイ。特に胡椒餅は台湾旅行に出かけた人がハマって帰ってくることも多い隠れた人気グルメなので、ぜひこの機会にミスドで体験してみよう。

ぺこぱの二人もミスドの台湾ゴハンを大絶賛！

この日の試食発表会には、お笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイと松陰寺太勇がゲストとして登場。意外にも（?）台湾に行ったことがないという二人が6種類の新商品を試食し、忖度なしの感想を披露した。

そのうち台湾風ルーロー麺を試食した松陰寺は、「スープとお肉の相性がいいですね。麺もつるっといけてメチャメチャ旨い」と言いながら夢中になって麺をズルズル。

一方、ピザッタ台湾風ルーローを試食したシュウペイは、「チーズと肉みそのバランスが最高。これならサッカーコートの広さ分くらい食べられますね」とお得意のサッカーネタのボケを交えたコメント。さらに他のメニューの試食でも目を輝かせ、「本当に台湾に行った気分になれるご飯でした」と語るなど、二人らしい明るいトークで会場を盛り上げた。