【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.22「注目のミナホ出演者②〜奈良の光・フィラメントがミナホの主役へ〜」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「注目のミナホ出演者②〜奈良の光・フィラメントがミナホの主役へ〜」
先日、大阪のラジオ局FM802が主催する一大ショーケースライヴイベントMINAMI WHEELもついにタイムテーブルが発表されました。関西だけでなく全国の早耳リスナーも集まるこのイベント。アーティストとしても「ミナホ出演」は目標に挙げられ、このイベントに出演できたから音楽を続けられてきたというバンドやアーティストも多くいます。もちろん私も毎年参加しています。そんな私が注目する関西のアーティストをピックアップしていきたいと思います。
今回紹介するのは、奈良のオルタナティブギターロック・
あとはこのバンドはとにかく”仕掛ける”バンドです。幅広い楽曲から生まれるセットリストで仕掛けることもありましたが、過去の自主企画でも会場内でミニ企画をしたり、来場者やリスナーを楽しませることを常に考えているロックバンドでもあります。そんな彼らがずっと念願と言い続けていたミナホ出演…内村は「出来ること全部やる」と宣言していますし、多分相当意気込んでます。既に彼らが出演する2日目終了後に、彼ら主催で南堀江knaveにて「ミナホナイトフィーバー」というオールナイトイベントの開催が決定しています。
そういったお祭り精神もありながら、ステージに立つ姿や楽曲はかなり真摯で、まさに「希望の光」という勇気を与えるライヴパフォーマンスをしているのが、絶妙に良いギャップ。リードギター阪本のギタープレイは非常にクール。原口(Ba)はブンブンと足を跳ね上げるなどアグレッシブなプレイも見せます。元々フィラメントが好きな人でも、きっかけがなんだろうがふと足を踏み入れた人でも、自分達の音楽を記憶に組み込ますことができる自信をここ1年ほどで確信に変わったのを感じます。10月13日の心斎橋の17時を照らすのは秋の夕日ではなく、今が最高照度のフィラメントの音楽。
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