滋賀県守山市で、まちづくり分野と農家分野の「地域おこし協力隊」を募集中！

滋賀県守山市では、まちづくり分野と農家分野の「地域おこし協力隊」の募集を9月2日(月)にスタートした。この取り組みは、しがごとまるごと協力隊ネットワークが伴走支援している。

滋賀県守山市について

守山市は、良好な自然環境に恵まれたのどかな田園都市。豊かな自然環境に囲まれ、生活のしやすさと利便性から移住先として大きく注目されている。

京都まで約30分、大阪まで約1時間の好立地で、ベッドタウンとして大人気。生活圏にはショッピングモール・スーパー・コンビニも豊富に展開されていて、不自由なく生活できる。また、医療サービスや教育機関、子育て支援、起業支援なども充実しており、「住み続けたい街」として年々人口が増え続けている。

守山市は、江戸時代には宿場町として栄えた歴史を持ち、伝統的なお祭りや行事が豊富なのも魅力。住民の自治会加入率は9割を超えており、地域の人々が主体となって活発なまちづくりを行っている。

そんな守山市にも、課題がある。ひとつは、駅前を中心とした中心市街地の活性化。例えば、商店街の振興や、駅前を歩いて散策する楽しさを感じられるまちづくりが求められている。新たに駅前に建設されたマンションに移り住んだ住民と、元から住んでいる地域住民との交流をどう促進するかも、大きなテーマだという。

また、移住者が増え続けていることで当面は人口増加が見込まれるが、少子高齢化の進行は見逃せない。特に農家の高齢化により、特産品であるモリヤマメロンの生産量が減っている点は大きな課題となっている。

モリヤマメロンは丁寧に作られている分、作業に手間と時間がかかるが、非常に高い需要がある。現在は収穫量が限られているため、供給が追いつかず、すぐに完売してしまう状況だ。このため守山市では、モリヤマメロンの生産量を増やし、後継者として手を挙げてくれる人を強く求めている。

現在守山市では、まちづくり分野、農業分野の「地域おこし協力隊」を、各分野1名ずつ募集している。

募集期間は9月2日(月)～10月18日(金)で、採用予定日は12月1日(日)。なお採用予定日は、選考状況により変動する。

まちづくり分野では、中心市街地エリアを中心に、地域の活性化や地域課題の解決を目的とした施策の企画・立案およびプロジェクトのマネジメントなどを担う人を募集。

農業分野では、モリヤマメロンなどの栽培技術を習得し、守山市農産物および移住就農に関するPR活動を行い、将来、モリヤマメロンの担い手となる人を募集している。

守山市初の「地域おこし協力隊」に応募してみては。

(yukari)

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