映画『ゴーストスポッターズ夢湯』清原梨央＆大野真依インタビュー　「みなさんがどういうリアクションをするのか楽しみです！」

2024/09/13 15:30 ガジェ通ウェブライター映画

注目のガールズバンド「きみとバンド」のメンバー清原梨央さんと大野真依さんがW主演した映画『ゴーストスポッターズ夢湯』が完成。そのイベント上映として、9月15日（日）にヒューマントラストシネマ渋谷にて舞台挨拶付き上映が決定しています。

ユーチューバーの4人が配信動画の撮影のため、廃墟のホテルへと向かうが、そこは古来、村の歴史に象られた死者の巣窟となっていたという恐怖譚。清原梨央さん、大野真依さんにお話を聞きました。

■公式アカウント：https://x.com/ghost_spotters [リンク]

●今回の主演作『ゴーストスポッターズ夢湯』ですが、出演が決まった時、そして作品が完成した今いかがでしょうか？

清原：大森（研一）監督とは何度か作品に出させていただいていて、前回舞台でご一緒した時にいつかホラー要素の作品を撮りたいと言われていたので、実際に今回お声がかかってうれしかったです！

大野：わたしたちはユーチューバーという役柄なので、カメラも手持ちで撮ることも多かったです。そういうい意味では臨場感がある作品になってういると思うので、ホラーが苦手な方も気軽に観て楽しんでほしいです。

清原：わたしたちの地元、オール愛媛で撮影させていただきましたが、わたしたちも挑戦したことがないジャンルの作品だったので、観られるファンの方たちがどういうリアクションになるのか楽しみですし、ホラー要素もほどよい感じなので、怖がりな方でも楽しめると思いました。怖いだけでなく人間模様も描かれるので、幅広く多くの方に観てほしいです。

●演じられた役柄は、どのようなキャラクターですか？

大野：良子は無表情で感情の起伏がなくて、幽霊が見えてしまう子です。今まで演じたことがないタイプのキャラクターで、クールで感情を表に出さない表現は初めてのことだったので、一辺倒なお芝居にならないように気をつけました。

清原：マミは、明るい子です。今回あて書きで作ってくださったと聞いていて、演じやすかったです。わたしも普段から笑っているので、自分に近かったんです（笑）。アドリブを入れてみてと言われることもありましたが、素に近いので会話のシーンなど自然に演じられた気がしました。

●ロケは愛媛県今治市の温泉街だそうですね。廃墟のホテルが凄まじかったですね。

大野：鈍川温泉の鈍川温泉ホテルでロケをしたのですが、リニューアルするということで、その解体前に撮らせていただくことが出来たそうなんです。なのでリアル廃墟で撮りました。

清原：オール愛媛ということでみな知っている間柄で撮影したのでリラックスはしていたのですが、ところどころ怖いところがありました。

大野：最後に出て来る天竜の間が怖かったです。小さい和室があって。

清原：行かないと分からないと思いますが、空気感というか（笑）。

大野：なんとも言えない感じなんです。扉があり、四畳の和室で、常に何かいそうな感じで。その雰囲気が映像にも乗っていると思います。

●今回のようなお芝居や音楽活動などさまざまな活動をされていると思いますが、何をしている時が一番楽しいですか？

清原：バンド活動以外ではお芝居が好きで、お話があれば何でもやりたいです。ステージでパフォーマンスをすることも好きですが、演じることが好きなんです。楽曲によっては感情を込めながら演奏することもあるので、そういう意味でライブも同じような気持ちになれます。感情を乗せて表現することが好きなので、この仕事をしていて楽しいなと感じますね。

大野：グラビアもするのでいい写真が撮れるとうれしいのですが、ファンの方たちが目の前にいるあの空気に勝てるものがなくて、やっぱりライブが好きですね。会場が大きければ大きいほど、みんなで歌う時が一番楽しいです。ファンのみなさんの楽しそうな姿を見ながら、わたしも一緒に楽しめる瞬間が好きです。

●最後になりますが、映画を待っている方たちに一言お願いします。

清原：普段はキメ顔ばかりですが、今回はリアクションが多いです。真依ちゃんは無表情のキャラクターですが、わたしはかなり驚いたりする表情が多いです。この角度はちょっと…とか映りを気にせず演じてありのままを表現したので、普段観られない表情がつまっていると思います！

大野：みんなそうだと思いますが、普段叫び声はあんまり出さないですよね。あるシーンで声だけで「逃げて！」というセリフがあり、金切声でお願いしますと言われて、人生で出したことがないほどの声を出しました。4回くらいでのどが潰れたのですが（笑）、普段の自分のキャラクター的にも見せることがない表情、声だと思うので、そこは新鮮だと思います！

■ストーリー