チャン・グンソク「誰よりも挑戦した最後の一人が星になれる」、『Re:Born』MCや日本デビューの当時を語る

チャン・グンソク「誰よりも挑戦した最後の一人が星になれる」、『Re:Born』MCや日本デビューの当時を語る

 9月27日22:00からスペースシャワーTVとABEMAで放送スタートする、ボーイズグループ・リアリティ・サバイバル番組『Re:Born』の番組 MCを務めるチャン・グンソクのインタビューが届いた。

 “アジアのプリンス”ことチャン・グンソクが日本で放送されるテレビ番組の初MCを務める本番組では、韓国で既にデビューしたことがあるK-POPボーイズグループ12組(AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E’LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIAC ※アルファベット順)が日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げる。

 流暢な日本語と親しみやすいキャラクターで日本でも多くのファンを持つチャン・グンソクだが、今年8月に甲状腺がんで闘病していたことを公表。決して平坦ではなかったという芸能生活を経験した彼だからこそ伝えられる、次世代グループへのメッセージとは。

――日本の放送番組でMCを務めるのは初めてですか?
チャン・グンソク:日本でデビューしてから16年くらい経ったんですけれども、今まで日本で一度も番組のMCをやったことがなかったです。『Re:Born』では、僕の役自体がすごく大事な役を担うと思うので、最後まで緊張感を持って頑張りたいです。

――『Re:Born』のMCのオファーを受けたときの感想と、出演を決めた理由を教えてください。
チャン・グンソク:MCって司会者ですよね。今まで日本語でも十分にファンの方や友達とコミュニケーションはできたんですけど、「日本語でMCできるのかな?」と思っていたら、隣にいたスタッフから「グンソクさん、韓国語です」と言われて、「じゃあOK! やりましょう」ってなりました。(韓国の)撮影現場に来たら、出演陣もスタッフの方も、みなさん韓国人だし、韓国で作る韓国語の番組なので自信がありました。

――“Re:Born”という言葉に対して、どのようなイメージを抱いていますか?
チャン・グンソク:僕自身が日本でRe:Born(生まれ変わる)できる感じがあります。日本のTV番組に久しぶりに出ることもそうだし。番組以外だとライブとかコンサートとか、イベントのほうが多かったんですけど、『Re:Born』という番組で自分自身も“Re:Born”になりたいという気持ちで始めました。

――番組MCとしての意気込みを教えてください。
チャン・グンソク:(8月20日に)『Re:Born』の番組紹介、そして僕が『Re:Born』で、日本で初めてMCを務めるというニュースがたくさん出たのを見て、僕にも責任感が必要だなと思いました。夢を持っている後輩たちを、可能性があるところまで、無事に一緒に歩いていくことが自分の役目だと思っていますから。最後まで安全に、無事にプログラムを終わらせるのが今の目標です。

――日本で成功されているアーティストの大先輩として、番組に挑戦するボーイズグループたちへのメッセージをお願いします。
チャン・グンソク:夢を持っている人はみんな、空の上にある星のような存在になりたいんだと思うんですけど、みんな一緒には行けないですよね。結局は自分自身をもっともっと磨いて、毎日毎日頑張って練習して、(誰よりも)もっと挑戦した最後の一人がキラキラ輝く星になれるんだと思います。僕も応援しているので、みんな最後まで頑張ってください。安全第一! フフフ(笑)。

――韓国と日本でそれぞれデビューして、成功されていますが、日本(海外)でデビューすることの難しさがあると思います。チャン・グンソクさんご自身は日本でデビューするにあたって、どのような準備をしましたか?
チャン・グンソク:それはやはり文化じゃないかなと思います。近いんだけど、すごく遠い存在でもあるじゃないですか。(当時は)いろいろ考えて韓国で準備していっても、結局現場では「あ、こんなことがうけるんだ!」みたいな。(それがあってから)今まで考えていたことも全然いらなくなったし、自分の才能や、「日本の方々がもともと好きなことって何かな?」と自分自身に問うことが、毎日の習慣になりました。もっと印象的に残るにはどうすればいいか、そのために何を練習すべきか、自分には何ができるか、といったことを考え、実践する時間に一番注力していた時期です。毎日諦めなかったし、もっともっとキラキラ輝く星になりたいという気持ちで自分を信じていました。「お前なら、あの星に十分になれる。だから今日も頑張ろう!」って。ポジティブに考えることが成功につながると信じています。

――ご自身で「僕はあのとき、“Re:Born”した」と感じた経験はありますか?
チャン・グンソク:5歳から子役から始めて、韓国でずっと俳優として活動していたんですけど、日本で歌手デビューした24歳のときが初めて“Re:Born”した瞬間じゃないかなと思います。俳優としてずっとカメラの前で演技をし、自分の色よりキャラクターの役の色を表現することが自分の人生だったけど、ステージの上でお客さんの前に立って、カメラのレンズじゃなくて人の目を見て自分自身を表現したときに、「わぁ、新しい人生が始まったんだ」って感じました。

――放送を楽しみに待っている日本の視聴者へメッセージをお願いします。
チャン・グンソク:(撮影が)今日から始まりました。誰が日本でみなさんからの愛をもらう人になれるのかまだわからないけど、だからこそ、みなさんからの愛と関心がすごく必要になっていくと思います。最後までみんなも一生懸命、僕らの後輩たちを応援してください。よろしくお願いします。

◎番組情報
『Re:Born』(全10話/スペシャルエピローグ1話)
2024年9月27日(金)22:00~、毎週金曜22:00にスペースシャワーTVとABEMAで放送
(C)Re:Born製作委員会

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