【北海道美幌町】林業ベンチャーが植樹を通して「Ponta」会員とともに森づくりに挑戦!
土砂災害の人的被害をゼロにすることを目指し森づくりを行うソマノベースは、共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングとともに、北海道美幌町における森づくりの活動をアップデートする。
北海道美幌町の森づくりに参加できるプロジェクト
ソマノベースは、山づくりに参加できる新しいカタチの観葉植物「MODRINAE(以下、戻り苗)」を販売・運営している。
同社から届けるキットを使って顧客にどんぐりから苗木を育ててもらい、約2年後に同社が山へ植樹するサービスだ。「戻り苗」や植樹体験、研修などを組み合わせ、企業・教育機関の人々の森づくりをコーディネートしてきた。
今回、「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングの「Green Ponta Action」のユーザーに、「戻り苗」を活用した森づくりに参加できる機会を提供する。
同サービスでは「Green Ponta Action」ユーザーを対象に設置する販売ページにて、オリジナルの「戻り苗」を販売。育った苗木はロイヤリティ マーケティングが美幌町や森林保全団体more treesと協働で森づくりを行っている北海道美幌町の「Pontaの森」に植樹する。
同プロジェクトには北海道庁や美幌町、一般社団法人more treesが協力している。
SDGsアプリの「Green Ponta Action」とは
「Green Ponta Action」は、ロイヤリティ マーケティングの運営するSDGsアプリ。日常生活の中で環境や社会にちょっと「イイコト」をしてスコアをため、ステージが上がっていくと、Pontaポイントがもらえる。
2021年4月にサービスを開始し、現在では総ダウンロード数が111万を突破。SDGs関心度合い・取組意向の強いユーザー層や、ポイ活が好きな人に、広く利用されている。
2023年には、林野庁が実施する「森林×脱炭素チャレンジ2023」J-クレジット部門にて林野庁長官賞を受賞した。
オリジナルデザインを製作した北海道版の「戻り苗」
「戻り苗」とは、観葉植物として将来植樹される苗木を育てることで、いつもの日々の中で楽しく森づくりに参加できるサービス。サービスを開始してからこれまで、60社以上の企業・団体が2,000本以上の苗木を育てた。
通常はソマノベースの拠点である和歌山県に植樹しているが、今回はロイヤリティ マーケティングの森づくりの拠点である北海道美幌町に植樹する。そのため、同取り組みで扱う苗木の樹種には、北海道の植生に合わせミズナラを選んだ。
ソマノベースでは、2023年より北海道庁・道内の企業・林業事業体・木工房とともに、北海道版の「戻り苗」を実証実験してきた。ロイヤリティ マーケティングとの取り組みにおいても、そのノウハウを活かして推進していく。
また、今回の取り組みにあたり、パッケージや木鉢には「Ponta」のキャラクターを取り入れた、「Green Ponta Action」オリジナルデザインの「戻り苗」を製作した。
災害リスクの低い森づくりを目指すソマノベース
ソマノベースのはじまりは、平成最大の水害とも言われる紀伊半島大水害にある。被災した代表の奥川氏は災害リスクの低い森づくりの必要性を強く感じ、「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げ、同社を設立した。
土砂災害リスクの低い森づくりを実現するには、林業業界内外が連携して共に取り組むことが必要だと考え、様々な事業を展開してきた。
林業界や森林との関係人口を増やすためのイベント企画や商品の開発、小学生に向けた森林教育、どこでも植樹に貢献ができるサービス「戻り苗」の企画など、これまでの多岐にわたる事業の知見を活かし、災害リスクの低い山づくりの実現に向けて活動している。
森林保全に興味がある人は、ソマノベースの活動をチェックしよう。
Green Ponta Actionアプリ詳細:https://www.ponta.jp/c/greenponta/app
MODRINAE-戻り苗-詳細:https://modrinae.myshopify.com
北海道版「戻り苗」実証実験の詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000092635.html
(佐藤 ひより)
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