『エア・ロック 海底緊急避難所』が審査員賞受賞! 最新サメ映画トピックス満載の「第⼀回東京国際サメ映画祭 後夜祭」レポート

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⽇本史上初のサメ映画特化型の映画祭「第⼀回東京国際サメ映画祭」のオープニング作品として上映され、「第⼀回東京国際サメ映画祭 後夜祭」にて審査員賞を受賞した映画『エア・ロック 海底緊急避難所』が大ヒット上映中です。

本作は、⾼度2万フィート、⼤型旅客機による南国リゾート旅⾏のはずが恐怖の海底サバイバル・ツアーに急転直下する“詰み系”スリラー映画。州知事の娘・エヴァは恋⼈と友⼈との卒業旅⾏のために、10歳のローザは陸軍出⾝の⼤好きな祖⽗⺟との3⼈旅⾏のために、CA のダニーロは彼⽒との同性婚を夢⾒ながら⼤型旅客機に乗り、南国メキシコのリゾート地・カボへと向かっていた。だが⾶⾏中、エンジンに⿃が激突して機体は⾼度2万フィートから、遥か海底へとあえなく墜落…。⽣き残ったのはエヴァとローズを含む僅か7名のみ。そして、⽣き延びられる場所は機内のエア・ロック、ただ⼀カ所だけ。⽣存者たちは⾝を隠すように救助を待つが、そこは、決して安全ではなかった。襲い来る⽔圧、失われていく酸素、そして遂には海の捕⾷者が、機内に忍び込んで来る。⾶⾏機内をたゆたう⼈喰いザメ。そこには違和感と恐怖しかないのだったが――。底なしの海底で刻⼀刻と⽣還不能へのカウントダウンが刻まれるなか、果たして⽣き残ることが出来るのだろうか…。

8月3日に開催された「第⼀回東京国際サメ映画祭 後夜祭」では、サメ映画ルーキーさん(サメ映画専門のバイヤー兼翻訳家。日本サメ映画学会会長)、映灯十色さん(Vtuber、声優。日本サメ映画学会広報部)から様々なサメ映画トピックスが飛び出しました!

「日本サメ映画学会」とは?

サメ映画学会はサメ映画の布教、鑑賞、情報の共有を行い、サメ映画界隈を盛り上げようと活動している団体。SNSでサメ映画の感想を投稿するだけでも立派な活動です。入会条件は「サメ映画を1本でも鑑賞していること」で、退会方法は「無し」という最高の学会なのです。

今後はこの素敵な会員証の配布も検討しているのだとか!

https://sharkmovieweb.com [リンク]

サメ映画って、本当にたくさんあるんだなあ!

個性豊かなサメ映画が紹介される中、見事審査員賞を受賞した『エア・ロック 海底緊急避難所』。賞が発表されると観客からも大きな拍手が贈られ、注目度の高さを感じます。サメ映画ルーキーさんと映灯十色さんも「本作はストーリーがしっかりしている。キャラクター描写が良い」と絶賛。

7月に開催された第一回東京国際サメ映画祭にも登壇、すっかりサメ映画好き芸人として認知されている芸人・サンシャイン池崎さんも「だいぶ上質なサメ映画でしたね。高級料理のような。いいシェフがいい素材でつくったという感じで、ぜいたくな映画。海底に墜落した飛行機で追い詰められていく状況が斬新。緊張感があってめちゃくちゃおもしろかった。プラスサメということで、なかなかの緊迫感でした」と公式サイトにコメントを寄せています。

▲投票する映画タイトルに「サンシャイン池崎」さんのお名前も入ってしまう珍事も。

野⽣⿃獣と昆⾍に注⽬し、先⼊観を捨てて美味しく楽しく多様な⾷⽂化に触れてもらうことを⽬指す「獣⾁酒家 ⽶とサーカス」との期間限定コラボメニュー<いま、底にあるメニュー>の提供もスタート。

映画のキャッチコピー“いま、底にある危機“にちなんで制作されたメニューは、⾶⾏機墜落の原因となる⿃と海の捕⾷者サメの⾁を使⽤したグリル盛り合わせ<空のバードストライク VS 海のサメ落下⾓度最⼤級グリル盛り>、海に沈んだ⾶⾏機の中でどんどん酸素が無くなっていく酸⽋状態をイメージした<酸⽋⼨前の冷製スープ〜エア・ロック⾵〜>など全7種類に及び、本コラボメニューを注⽂した⽅には⽇本サメ映画学会公認の<⽶とサーカス>改め<サメとサーカス>と名付けられた3種のホログラムステッカーがプレゼントされます(限定・各300枚)。

“新説”も続々登場の日本サメ映画学会に注目を!

「第⼀回東京国際サメ映画祭 後夜祭」では、「ワニ映画はサメ映画よりもアベレージ高い説」の検証結果発表も。

「ワニ映画には『ジョーズ』級の名作も無いが、映画の底が抜ける様なヤバい映画も無い」ためアベレージが高いのでは?という仮説をたて、映画レビューサイトFilmarksのスコアでサメ映画とワニ映画を比較していきます。

結果は「基本的に有意な差は無し」! 「ワニ映画の方が評価が高くてくやしい!」と泣きながら過ごしていたサメ映画ファン安心の結果となっています。

サメ映画、ワニ映画のスコアトップ10も発表。どれから観れば良いか迷っている方はぜひ参考に。

ゲテモノ好きにはたまらない!「魔の一点台」もぜひご参考に。(映画の“良いところ”見つけるのが上手な素敵レビュアーが多いFilmarksさんで1点台はまじですごい)

トークショーの後は、『えっ?サメ男』の上映も行われ、サメ映画ファンの愛がぎゅぎゅっと濃縮されていたこの日のイベント。今後の活動はぜひSNSをチェックしてくださいね!

(C)NWUP Limited 2023

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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