岩谷翔吾(THE RAMPAGE)が作家デビュー 初の書下ろし小説は横浜流星と二人三脚で創作

岩谷翔吾(THE RAMPAGE)が作家デビュー 初の書下ろし小説は横浜流星と二人三脚で創作

 THE RAMPAGEの岩谷翔吾が作家デビュー作となる小説『選択』を発行することが決定した。

 本作の原案は、俳優の横浜流星で、岩谷と横浜は高校の同級生。4年ほど前に作品のテーマを決め、多忙のなか、時間を捻出し、時にエチュードも交えながら2人で物語を構築してきたという。そして、閉塞感漂うこの時代を生きる2人の青年のドラマが完成した。

 岩谷は「流星とだから『選択』を書ききることができました。僕一人では到底成し遂げられなかった道のりでした。閉塞感漂う今の時代に救いを求めて、僕たちはこの作品に僅かな希望を託したのかもしれません。」とコメントし、横浜は「真意を知ろうとせず、責めたて、一度の失敗を許さない社会ですが、 生きていればやり直せる。一筋の光をつかみ取れるように、愛と希望を込めた作品です。」と想いを語っている。

◎岩谷翔吾 コメント
「いつか、こういう作品をやりたい」
約四年前、流星の何気ない一言が、『選択』のすべてのキッカケでした。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
そこから二人三脚での創作が始まり、互いに忙しくても毎日のように長文で連絡を取り合い、作品の進捗やアイデアの共有を怠ることはありませんでした。流星とだから『選択』を書ききることができました。僕一人では到底成し遂げられなかった道のりでした。
閉塞感漂う今の時代に救いを求めて、僕たちはこの作品に僅かな希望を託したのかもしれません。

◎横浜流星 コメント
人生は選択の連続だ。
日々選択をし、その積み重ねで、今日までの自分が作り上げられている。
そしてこれからも選択を繰り返し、 未来の自分が作られていく。
一つの動画を観たことがきっかけで この作品が生まれました。
あの時、動画を見ていなければ、翔吾に自分の思いを伝えていなければ、 生まれなかった。それも選択です。
人生は自分では気付かぬ内に大きく変わる。
真意を知ろうとせず、責めたて、一度の失敗を許さない社会ですが、 生きていればやり直せる。
一筋の光をつかみ取れるように、愛と希望を込めた作品です。
自分の為でも、誰かの為でも良いが、後悔のない選択をしてほしい。自分自身が選択した道に自信を持って生きて欲しいです。

◎書籍情報
小説『選択』
<あらすじ>
「もう、うんざりだ。殺す。絶対殺してやる」。包丁を忍ばせ、家を飛び出し、亮は走っていた。母に酷い仕打ちをした、父親を探しあて殺害しに行くために。息も絶え絶えに走っていた。そしてこれまでの世の中の不条理を憎んだ。しかしその途中、亮は歩道橋から身投げしようとしていた中学生を助ける。それは幼馴染みの匡平だった。やがて、どんよりした巨大な社会に飲み込まれていく二人の少年。十数年後、行き場を失った亮は、ずるずると特殊詐欺実行犯グループに身を置くことになる――。この国を覆う息も出来なくなるほどの暗い圧迫感を描ききった、新たな物語。日々を懸命に生き抜いてきた二人が直面した非情な現実、そしてその先に見えたものとは。

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