スープが最強の再現度! キンレイの「お水がいらない 天下一品」が鬼レベルの仕上がり

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。ここ数年での冷凍ラーメンの進化は本当にめざましいものがある。

その中でも筆者が最も注目しているシリーズのひとつが、キンレイから出ている冷凍麺「お水がいらない」シリーズ。名店の味をお鍋ひとつで再現できる人気シリーズだ。今回紹介する新作は皆さんおなじみの“天下一品”監修の「お水がいらない 天下一品」だ。

全国に200店舗以上を展開する人気店で、唯一無二の「こってり」スープをどう再現しているかに注目が集まる。
友人のB級フード研究家のノジーマくんもガジェ通でレビューしていたが、遅ればせながら私もレポートしてみたい。

その名の通り、“お湯も使わずに”ラーメンが完成してしまうという画期的な商品で、スープの上に麺、その上に具が乗って冷凍されているものだ。これをお鍋に入れて火をかけるだけで、6分半ほどでラーメンが完成する。

お鍋で温めていくと、スープが少しずつ溶け出し、麺がほぐれていく。最後に30秒ほど麺をほぐしながらスープを煮詰めるのがポイントだ。こうすると独特の「こってり」のドロドロ感が仕上がる。そのままどんぶりに移せば完成。

とにかくスープの完成度だ。40回以上味づくりをし、50回以上調理検証をしたというその気合がそのままスープの完成度になって伝わる。鶏の分厚い旨味にタマネギやニンニクなどの野菜を加え、濃厚さとともに独特のざらつき感があるのが悶絶レベルの喜びだ。このざらつきで一気に“天下一品”らしさを感じることができる。

小さいながらしっかり肉感のあるバラチャーシューや青ネギも良い。

数々発売されてきた“天下一品”監修商品の中でもダントツのクオリティになっていると感じた。冷凍で保存も効くし、作るのもとにかく簡単なのでぜひゲットしてみてほしい。

(執筆者: 井手隊長)

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