焼きそばレシピ&美味しい作り方!プロ直伝モチっと食感のコツ
美味しい焼きそばの作り方を料理研究家の高橋千帆さんに教えていただきました。市販の焼きそば麺にひと手間加えて、お好みの食感に仕上げるコツもご紹介!
モチモチ食感焼きそば
手軽に作れておいしい粉末ソース付きの焼きそば。ウスターソースを加えることで味と香りがアップ!ひと手間加えると、さらにモチっと食感に仕上がります。
材料(2人分)
市販の粉末ソース付き焼きそばの麺:2玉
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用):100グラム
タマネギ:90g(約1/2個)
キャベツ:180g(3~4枚)
ピーマン:40g(1個)
塩・こしょう:少々
サラダ油(※):大さじ1と1/2
太白ごま油、米油などを使ってもOK
[A]
水:70ml
焼きそばソース(付属の粉末):1袋
ウスターソース:大さじ2弱
塩:小さじ1/4
酒:大さじ1/2
こしょう:お好みで
*具材にもやしやニラ、イカ、エビ、鰹節、青のり、紅しょうがなどを加えてもOK
作り方
タマネギは5mm幅のくし切りする。キャベツは食べやすい大きさに切る。ピーマンは縦半分に切り、中の種とヘタをとって3mm幅の細切りする。
Aの材料を混ぜ合わせる。
おいしく作るコツ
・ソースをあらかじめ混ぜ合わせておくと、粉末ソースがダマにならず、味にむらができにくくなります。
・ウスターソースを入れると、スパイシーな香り、香ばしさがアップし、おいしくなります。
豚バラ肉は1枚を4等分に切って塩、こしょうをする。
フライパンに油大さじ1弱を入れ、中火で温める。焼きそば麺を入れて広げて焼き色がつくまで触らずに焼く。上下をひっくり返して同様に焼き、取り出す。
美味しく作るコツ
・麺に火を入れて余分な水分を飛ばしておくことで、ソースの水分をしっかり吸ってモチッとした仕上がりになります。
・麺を広げて焼き色が付くまで触らないのがポイントです。ただし、パリッと硬くなるまで焼きすぎないように注意!水分を飛ばすことが目的なので、少し焼き色がつけばOKです!
フライパンに少量の水(分量外)を入れてキッチンペーパーできれいに拭き取る。油大さじ1/2を熱し、タマネギを入れ、透明になってきたら、豚肉を広げて入れる。豚肉に火が通ったら、キャベツ、ピーマンの順に入れ炒める。野菜に少しだけ歯応えが残るところまで炒めたら酒・塩・こしょうで薄めに味をつける。
5の具材をフライパンの端に寄せ、空いたところに麺を入れる。
麺に混ぜ合わせておいた2をまわしかけ、ほぐしてから、全体を混ぜ合わせながら炒める。
器に盛り付ける。
豆知識:ソースの種類と特徴
●ウスターソース
野菜や果実の繊維質が少なく、サラリとした口当たりとほどよい辛さが特徴のソース。揚げ物にかけるとさっぱりと食べられるのはもちろん、料理の隠し味として使えます。
●中濃ソース
ウスターソースととんかつソースの中間くらいの適度なとろみのソース。ピリッとした味とソフトな味の両方を持ち合わせ、ほどよい口当たりが特徴です。揚げ物のほか、煮込み料理の味付けや肉の下味付けにも使えます。
●とんかつソース
果実を多く使用しているので繊維質も多く含まれます。トロリとした甘くソフトな口当たりが特徴です。とんかつなどの揚げ物のほか、お好み焼きやハンバーグなど幅広いメニューで使えます。
最後に
市販の袋麺にひと手間加えて、美味しい焼きそばを作ってみてください。
高橋千帆/Chiho Takahashi
料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー
1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[キャベツ]栄養と選び方や保存、春&冬&夏秋キャベツの違い
ビタミンCやビタミンK、葉酸などを多く含む、アブラナ科の野菜。原産はヨーロッパで、日本で広く食べられるようになったのは明治時代からです。
最終更新:2024.09.04
文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ
出典:
独立行政法人農畜産業振興機構「日本(ニッポン)のソース ウスターソース類」
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