アデル、【パリ・オリンピック2024】陸上女子100M決勝観戦のためミュンヘン公演を中断
アデルが、現地時間2024年8月3日にドイツ・ミュンヘンで行われたコンサート中に、【パリ・オリンピック2024】の陸上女子100メートル決勝を見るためにパフォーマンスを一時中断した。彼女は8月2日から特設のアデル・アリーナで10日間のレジデンシー公演を開始している。
米NBCオリンピックのX(旧Twitter)アカウントに投稿された、ファンが撮影した映像によると、36歳のアデルはこの11秒間のレースを大スクリーンに映し出し、会場に集まった75,000人あまりのファンに見せている。セントルシアのジュリアン・アルフレッドが10秒72で金メダルを獲得すると、ミュンヘンの観衆は静まり返った。米スター選手であるシャカリ・リチャードソンとメリッサ・ジェファーソンがそれぞれ銀メダルと銅メダルを獲得した。
セントルシア史上初のオリンピック金メダルとなったアルフレッドの勝利の後、アデルは観客にこの快挙を称えるよう求めた。【グラミー賞】を16回受賞している彼女は、「彼女に拍手を送りましょう! ショーを続けましょう。ファンタスティック、セントルシア!」と述べた。
このミニ常設公演を開始した3日の金曜日にも、彼女はオリンピックを意識していた。ファンが捉えた動画で彼女は、「世界トップクラスのアスリートたちを見ながら、“おや、あの着地はちょっとぎこちなかったね。あら、彼女の足はちゃんとまっすぐじゃなかったわ”とか言ってるけれど、その一方で、もし私が彼女たちのようなことをしようとしたら死んじゃうわ。ちょっとでも、どんな動きでもしようとしたら絶対に死んじゃう」と語っていた。
アデルはまた、このコンサート中に、複数の金メダルを獲得した米国の体操選手シモーネ・バイルズを称賛し、彼女を“ものすごく優秀”と呼んだ。
アデルのミュンヘンでの10夜公演は8月31日に終了する。米ラスベガスのザ・コロシアム・アット・シーザーズ・パレスでのレジデンシー公演【Weekends With Adele】は10月に再開される。
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