信州のアカマツを薄く削った経木の文具ブランド「Shiki bun」からブロックメモ登場

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信州のアカマツを薄く削った経木の文具ブランド「Shiki bun」からブロックメモ登場


やまとわが、木を紙のように削った経木(きょうぎ)を使用した文具ブランド「Shiki bun」から「木のブロックメモ」を同社オンラインストアで販売している。

「Shiki bun」の木の文具


0.2mmの薄さに削った信州のアカマツを活用した文具をつくる「Shiki bun」は、経木ブランド「信州経木Shiki」の文具ブランド。

経木は日本では古くから包装材として使われてきた。おにぎりを包んでいた、お肉屋さんでよく使われていた、というとイメージが湧くだろうか。それを文具にしよう、と2022年3月に生まれたのが「Shiki bun」だ。

ブランドの第一弾では、「Shiki bun 木のノート」が発売された。見た目、香りや手触り、書き心地など森の木々を感じることができるノートは、今までのノートとは異なる新体験を届けてきた。「Shiki bun 木のノート」は、ユニークさや書き心地が好評となり、日本だけでなく海外からも注目を集めたという。

木や森を感じられる「木のブロックメモ」発売


今回、「Shiki bun」の第二弾プロダクトとして、「木のブロックメモ」1,650円(税込)をオンラインストアで発売している。この商品には、経木をさらに多くの人に楽しんでもらいたいという想いが込められている。


「木のブロックメモ」は、8cm×8cm、80ページあるブロックメモで、コンパクトなフォルムはノートよりも気軽に使いやすいデザインだ。メモや手紙、お茶菓子を出すときに敷くなど、日常での使い方は多岐に渡る。オリジナルの箱を付けるとギフトにも使える商品となる。


また、森の香りや断面から見える年輪は、木や森を感じられるプロダクトである。木での製本は非常に大変で、一つひとつ手作業で丁寧に仕上げられているそうだ。

森と暮らしを豊かにする循環を目指す


やまとわでは長野県伊那市を拠点に、地域の森の資源を活用し、プロダクトづくりや農林業、森の企画・デザインなど様々な取り組みを実施。「信州経木Shiki」「Shiki bun」は、信州伊那谷のアカマツを経木に活用した、森と暮らしを豊かにする循環を目指すブランドだ。


「森林保護のためには、木を伐ってはいけない」と思う人も多いかもしれないが、地域の木を適切に使うことは森と私たちの暮らしを守り、森林保全につながるという。


同社で扱う経木の素材となるアカマツは、拠点とする伊那市の民有林で2番目に多い木だ。近年は、松枯れ病により次々に枯れてしまい、材木として使うことが難しくなっていたという。そこで、枯れゆく前に新しい命を吹き込みたいという想いで経木文化の復活に向けて取り組みを開始した。

サスティナブルな新素材で日々を彩る


やまとわは、経木文化の復活に向けて、経木の新ブランド「信州経木Shiki」を設立。経木は、自然由来の通気性、調湿・抗菌作用があり、1枚1枚異なる木目や木の香りが特徴的だ。同ブランドでは、敷く、包む、飾るができる自然素材の包装材として販売をしてきた。環境にも人にも優しく、これからの暮らしを彩るサスティナブルな新素材を、日々の中に取り入れてほしいという想いが込められている。

環境にも人にも優しい、木を感じられる「信州経木Shiki」「Shiki bun」をチェックしてみては。

やまとわオンラインストア:https://yamatowa36.stores.jp
(西原 愛華)

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