ラーメン屋店主が語る / 暑い時期に気になる「筆頭に首まきタオル」→ あれを触ってる作り手がいたら要注意

暑い時期、熱い厨房でお客さんにおいしい料理を作ってくれるすべての飲食店関係者に敬意を表したい。お客様は神様ではないが、灼熱の環境下でおいしい料理を作ってくれる飲食店関係者は神様なんじゃなかろうか。店員様は神様と言いたい。

首にタオルを巻いて調理をする人 / 同業者の視点では違った考え

健康のため、しっかりと熱中症対策をとって快適な環境下で調理してほしいと願うばかりだが、暑い時期、首にタオルを巻いたりかけたりしたラーメン屋店員を目にすることがある。客の視点では「熱いから仕方ない」と思いがちかもしれないが、同業者の視点では、また違った考えが浮かぶようだ。

大人気の『博多ラーメン でぶちゃん 高田馬場本店』

いま東京都で、いや、日本でもっとも人気を博している博多ラーメン店といえば『でぶちゃん』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)。その名物店主・甲斐康太さんは以下の自論をツイートをして注目を集めている。

<でぶちゃんのXツイート>

「この暑い時期にラーメン店で気にしなきゃならんことの筆頭に首まきタオルがある。あれを触ってる作り手がいたら要注意です。汗の関節混入の可能性が高い。ただし手洗いしてる人は信用できる。私は管理しきれない自信があるので当店はスタッフに禁止させています」

料理に汗が入る問題

確かに、いわれてみれば「汗が料理に入るかどうか」という点では、入るかもしれない。汗がタオルを介して料理に入るとすれば「タオルに汗が染み込む→ そのタオルを手で触る→ その手で食材に触る→ 汗が料理に入る」という流れだろうか。

この「料理に汗が入る問題」は、ときおり、インターネット上で議論されることがある。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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