ゲーム開発に出資するも発売されず→ 数千万円の借金→家族で狭いアパートに引越 / 女神転生の生みの親・西谷史先生

ファミリーコンピュータのゲームソフト『デジタル・デビル物語 女神転生』シリーズ。その後、スーパーファミコンで『真・女神転生』が発売されて大ヒット。派生作品として『ペルソナ』シリーズが絶大な支持を得て今に至る。

数千万円の着金→ 一家で狭いアパートに引っ越し

そんな『女神転生』シリーズの原作といえる作品が、小説『デジタル・デビル・ストーリー 女神転生』だ。その作者である西谷史先生が存在するからこそ、いまのゲームシリーズが存在しているといっても過言ではない。

その西谷史先生が過去の出来事を自身の公式X(旧Twitter)で語っており、話題となっている。過去にゲーム開発に出資したものの発売されず、数千万円の借金ができて一家で狭いアパートに引っ越しをしたのだという。

<西谷史先生のXツイート>

「神々の血脈」8巻まで書いたところで、自分が出資したゲームが発売されなくなり、他のローンも合わせて、8500万円ほど借金ができました。僕は「神々の血脈」を書くために作家になったので、こんな状態では、作品を完成させられないと、2DKのアパートに引っ越しました。突然、貧乏になったので、家族はたいへんだったと思います。女房もキッチンドランカーになりましたし、子供達も、縁の切れる友達ができて、たいへんでしたが、僕は耳をさふいで「神々の血脈」を書き続けました。1990年頃のことです







重圧のなか高評価の作品を書けたという点がスゴイ

狭いアパートに引っ越ししたものの、作品を書き上げ、そこそこのマンションに引っ越すことができたようだ。「8500万円ほど借金ができました」と語る西谷史先生だが、そのような重圧のなか、高評価の作品を書けたという点がスゴイ。

いったいどんな内容の作品なのか? 気になる人は『神々の血脈』を読んでみてはいかがだろうか。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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