Revo、オーケストラコンサート2日目のオフィシャルレポート到着 SAK./石川由依がゲスト登場
Revoが、6月29日および30日に【Revo’s Orchestra Concert】を東京・昭和女子大学人見記念講堂にて開催した。下記にて、同公演のオフィシャルレポートを掲載する。
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6月29日と30日の2日間にわたって、昭和女子大学 人見記念講堂で【Revo’s Orchestra Concert】が開催された。今年デビュー20周年を迎えるSound Horizon、そしてLinked Horizon(コラボレーションを行う際の名義)の主宰者であるRevoが、フル・オーケストラと共演した公演だ。2日間、昼夜2部公演の計4公演が行われたうち、ここでは6月30日の模様をレポートする。
この【Revo’s Orchestra Concert】では、Sound Horizonの楽曲はもちろんのこと、TVアニメ「進撃の巨人」で使用されたLinked Horizonの「紅蓮の弓矢」「暁の鎮魂歌」、スクウェア・エニックスのファンタジーRPG『BRAVELY DEFAULT』で使用された「希望へ向かう序曲」、そしてRevoがももいろクローバーZのために作詞作曲編曲した「MOON PRIDE」なども演奏された。さながらRevoの長年にわたるキャリアを踏まえたベスト的な選曲だともいえる。そうした楽曲群が、栗田博文の指揮とともに、70人に及ぶ東京フィルハーモニー交響楽団により演奏されていき、Revoの壮大な世界観を大迫力で表現していった。
公演の第1部は、RevoがMCなどのために出てくる以外は、すべてオーケストラによる演奏。中盤には、音楽評論家とのトークコーナーが挟まれ、昼の部では冨田明宏、夜の部では宗像明将とのトークが展開された。公演の第2部では、昼の部ではシンガーのSAK.、夜の部では声優の石川由依がゲストとして登場して歌い、Revoも2013年の『第64回NHK紅白歌合戦』で歌唱した「紅蓮の弓矢」を歌い上げた。さらに、Revoがゲストやトークゲストも招いて「即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力」「栄光の移動王国 -The Glory Kingdom-」を歌い、公演は幕を閉じた。
Revoは、Sound HorizonでもLinked Horizonでも自身のクラシックの素養を音楽に込めてきたが、今回遂にオーケストラのみによる演奏でそれが全面的に花開き、Revoの音楽家としての今後の活動への期待をさらに高めた。それを何よりも感じさせたのは、ファンによる「ブラボー!」の大歓声だったのだ。
Text by 宗像明将
Photo by 藤村聖那
◎公演情報
【Revo’s Orchestra Concert】
2024年6月29日(土)、30日(日)東京・昭和女子大学人見記念講堂
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