24時間いつでもリアルタイムでラッコの様子が確認できる!鳥羽水族館のライブカメラが凄い!(雑学言宇蔵の動物雑学)

rakkoいらすと

どうも!

エンタメ雑学を見たい、聞きたい、言いたい男、雑学言宇蔵です。

この記事を書いている2024年6月現在、日本国内の水族館で飼育されている “ラッコ”が3匹しかいない事をみなさんはご存知ですか?

国内で飼育されているラッコは、福岡県福岡市のマリンワールド海の中道で育てられている『リロ』と、三重県鳥羽市の鳥羽水族館で暮らす『メイ』と『キラ』の3匹。
多くの方にとっては「え?なんで?」と思いますよね。

これは、主な生息地である米国からの輸入が原則禁止となった事が大きな理由になっているのだそうです。
背景には毛皮を目的とした乱獲であったり、ラッコの最大の生息地であるアラスカで、原油タンカーが座礁した事により、たくさんのラッコが死んでしまうという悲しい出来事もあったそうです。

国内の施設では1982年から飼育が始まったそうで、鳥羽水族館が1984年に国内の水族館で初めて赤ちゃんを誕生させ、これを機に全国で“ラッコブーム”が起こったそう。
朝日新聞(2022年2月9日)の記事に寄りますと、日本動物園水族館協会によると、ピーク時の1994年には28施設で122頭が飼育されていたそうなんです。

そこからおよそ30年の時を経て、2024年の今現在、日本国内で飼育されているのはたった3匹に…。
しかも、その3匹のどの子たちも高齢になっているため繁殖は望めないとの事で、ラッコが日本の水族館から姿を消す日が近づいている状況なのです…。
“原則”輸入禁止という事なので、何か方法がもしかしたらあるのかもしれませんが、とはいえ、何かしらの方法で1匹、2匹を日本に連れてきたからといって、果たしてその子たちが幸せなのかどうかを考えると難しい所。
パンダでいうアドベンチャーワールドのような施設が誕生しなければ、結局は悲しい結末を迎えてしまうのではないか…と考えてしまいます。

このような状況の中で、「かわいいラッコを見に行きたい!」と思っても、なかなか福岡県や三重県に行く事ができないという方も多いと思います。
そんな中で、素晴らしいYouTubeライブカメラがある事を、筆者はこの記事を読んでいただいている方々にお伝えしたいと思います。

その名も…

『 [24時間放送]鳥羽水族館 ラッコ水槽ライブカメラ』!

こちら、是非検索してみてください。
鳥羽水族館で暮らしているラッコの水槽の様子が24時間ライブカメラでいつでも見る事が出来るチャンネルなのです!

とってもありがたいですね~。
「現地に行けなくても、何かしらの形で応援したい!」という気持ちに応えてくださっている素晴らしいシステムと言えるのではないでしょうか

他にも鳥羽水族館公式YouTubeチャンネルでは、かわいいアザラシの赤ちゃんの動画だったり、ビーバーだったり、かわいい動物たちの動画も多数公開中!
沢山の癒しの映像が盛りだくさんなので是非チェックしていただけたらと思います。
ちなみに…
実は日本で野生のラッコを見る事が出来る場所もあるんです。
それが、北海道の浜中町。
この町の霧多布(きりたっぷ)岬に行けば、自然の中にラッコがいる非常に貴重な光景を見られる事があるそうなのです。
ラッコの調査や保全活動を行っているNPO法人エトピリカ基金のサイトなどにはより詳細な情報もありますので、気になる方は是非調べてみてください!

というわけでNicheee!は、『[24時間放送]鳥羽水族館 ラッコ水槽ライブカメラ』の映像をこれからも定期的に見守っていきたいと思いますし、鳥羽水族館公式YouTubeチャンネルの活動、さらにはNPO法人エトピリカ基金についても、これからも応援していきたいと思います!!

ラッコに幸あれ!!

ちなみに雑学言宇蔵のおまけ豆知識!
ラッコは英語で言うと『Sea Otter』と言います!
(Otterはカワウソという意味だそうです。)

(Written by 雑学言宇蔵)
【Not Sponsored 記事】

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