防災用途だけじゃない! リモートワーカーにも注目の1000Whポタ電新定番「Jackery ポータブル電源 1000 New」レビュー
sponsored by Jackery Japan
Jackery Japanが7月10日に発売したポータブル電源の新製品「Jackery ポータブル電源 1000 New」のレビューをお届けします。累計60万台を販売する人気となっている1000Wh容量の新モデルで、コンパクトさと進化した機能を備える“新定番”として注目できる製品。UPS(無停電電源)機能を搭載し、パススルーで電源供給することにより日常的に非常用電源として使える点にも注目です。
Jackery(ジャクリ)とは?
Jackery(ジャクリ)は、エコなアウトドア用の電源ソリューションである「ポータブル電源」「ソーラーパネル」の分野で新たなライフスタイルを提案する、アメリカ発のブランド。2023年末までに、世界累計で300万台を超える販売台数を記録しています。「あらゆる人に、あらゆる場所で」というビジョンを実現させるため、少しでも軽く、少しでも出力を高め、あらゆる安全機能を追加し、製品を日々向上していて、アウトドアだけでなく災害時やふだん使いにも対応するのが特徴です。日本では、購入前のお問い合わせから、購入後の定期修理や回収サービスまでの万全なサービスを提供しています。
軽量・コンパクトなポータブル電源
同社の2020年発売の「ポータブル電源 1000」と、2022年発売の「ポータブル電源 1000Pro」の後継となるモデルで、新たに長寿命の“リン酸鉄リチウムイオン電池”を搭載したポータブル電源。容量は1070Whで、1000~1500Wh容量の製品の中でも最軽量レベルの10.8kgという軽さを実現しています。
天面に取り付けられた折りたたみ式ハンドルで、屋外でも屋内でも気軽に持ち運びが可能。キャンプでは駐車場とテントの間、停電時の家の中ではデスクやキッチンなど電力が必要な場所へ自由に移動できます。
本体サイズは327×224×247mm。リビングや寝室など、ちょっとした家具のすき間にコンパクトに設置できる、ちょうどいいサイズです。
従来は背面にあったACの入力ポートは、1000Newでは側面に配置しています。充電しながらでも壁に寄せてスマートに収納できるのが魅力です。
7ポートで充実の給電機能
合計出力は1500W。ACポート3口、Power Delivery対応のUSB-Cポート2口、USB-Aポート1口、12V 10Aのシガーソケット1口の計7ポートで、7台のデバイスや家電へ同時に給電可能。「AC」「DC/USB」のボタンを押してランプが点灯すると、それぞれのポートから給電できます。USB-Cポートは100W出力と30W出力の2口で、USB-Aポートは18W出力。
背面には各ポートの仕様がしっかり記載されているので、「ACは何Wまで大丈夫だっけ?」「合計の容量どれぐらいだっけ?」と思っても、説明書いらずで確認できるのは安心です。
正面には大きく見やすいLCDディスプレイを搭載します。バッテリー残量、出力W数と使用可能時間などが確認できる他、充電時にはフル充電までの残り時間を一目で確認できて便利。
本体の充電は、通常の「高速充電モード」では約1.7時間でフル充電が可能。後述するスマートフォンアプリで設定すると、緊急時に充電時間を1時間に短縮する「緊急充電モード」、約5時間かけて静かに充電する「静音充電モード」が利用できるようになります。
アプリ連動でさらに便利に
iOS/Androidに提供するスマートフォンアプリ「Jackery」を使うと、バッテリー残量や給電・充電の使用状況をリアルタイムに確認できる他、給電のON/OFF、充電モードの設定が可能。
さらに、バッテリーをさらに長く使うために用意された「バッテリー節約モード」に設定することで、バッテリー容量の85%~15%の範囲で運転してバッテリー寿命を約1.5倍延長します。保管時に自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」にも設定でき、いざというときに最大限の充電状態で使うことができます。それによって、災害時に急に利用したい場合、バッテリー残量を心配することなく使えます。長期保管する際には、3か月に一度程度の動作確認をおすすめします。
日常で必要なあらゆる電源供給に対応
停電のケースを想定して、ノートPCに給電しながらタブレットとスマホを充電してみましたが、8時間以上利用できる余裕の電力容量。スマホ回線が使える前提ですが、復旧を待ちながら問題なく日常のリモートワークをこなすことができそうです。
さらに、電気ポット(700W)でお湯を沸かしても問題なし。定格出力が1500Wなので、お茶を飲んだりカップ麺を作ったり、災害時もQOLを落とさず快適に過ごせそうです。電気ケトル以外に、消費電力が高い電子レンジ(1500W以下)の使用にも対応します。
家庭の防災に常備したいその理由
コンパクトに設置できる収納性、マルチに活躍する電源供給能力、アプリで管理できる利便性と、防災用途で家庭に1台常備しておきたいポータブル電源 1000 New。家庭の防災で活躍する機能は、まだまだあります。
本体を充電しながら接続した機器に電力を供給するパススルー充電に対応するので、日常で仕事に使うパソコンやUSB扇風機などをつないでスマホも充電する、というリモートワークの電源ステーションとして使うのもアリ。米国の安全規格であるUL1778に認証済みのUPS機能も搭載するので、急な停電時でも安全に機器へ給電できます。もしもの事態に備えつつ、いざというときにすぐ使える体制を整えておくのは災害時に有効です。しかもJackeryのパススルー機能はバッテリーが劣化しないので、家庭コンセントに常時挿したままで利用可能。
さらに夜間の停電時や災害時に役立つのが、前面のLEDライト。「微光モード」「強光モード」「SOSモード」の3種類のモードを切り替えて使用できます。オレンジ色のロゴも目立つので、突然停電になったら暗い場所でもすぐに見つけられます。
使用時の安全性にも注目。米国の安全規格UL94V-0に準拠する難燃性材料を採用した防火性能に加えて、地震の際にも安全な滑り止めパッド、クラス9の定格耐衝撃性、ULリスト落下試験の承認を受けた安全性能を誇ります。安全性を保証する製品テストの内容は、Jackeryが公開している動画から知ることができます。
【Jackeryの安全性について】確かな品質を生み出す製品テスト(YouTube)
安全性は充電技術でも担保されています。Jackery独自の「ChargeShieldテクノロジー2.0」は、62種類の保護機能を搭載し、段階的可変速充電アルゴリズムを採用することによって、安全性能の向上を実現します。
長く使えることも安心につながります。リン酸鉄リチウムイオン電池の採用により、4000回の充電サイクル後も70%のバッテリー残量を維持する長寿命を実現。1日1回、毎日充電しても最長10年間使える高耐久のLFPバッテリーを搭載しています。
停電が長引く事態に備えておきたいのが、ポータブル電源の充電に使えるソーラーパネル。「Jackery SolarSaga 100」は、リニューアルにより10%軽量化し、最大25%の太陽光発電効率にパワーアップしました。ポータブル電源1000Newが最大400Wのソーラー入力で、最速約3時間でフル充電できます。
こんな人におすすめ
軽量・コンパクトながら充実のポート数と余裕の高出力で、災害時にも日常使いにも活躍が期待できるポータブル電源1000New。こんな人におすすめです。
・ポータブル電源は欲しいけど、収納場所をコンパクトに納めたい人
・使うときは多数のデバイスに給電したい人
・災害時にもQOLを維持して過ごしたい人
・目立つ色やライトで停電のときに役立つポータブル電源が欲しい人
・リモートワークで利用する電源を集約したい人
価格は7万6890円 Amazonセールに注目
価格は13万9800円(税込)。ソーラーパネルとのセットは17万4600円(税込)です。7月11日から先行セール、7月16日から17日には本セールが行われる「Amazon プライムデー」では、発売直後のポータブル電源1000Newもセール対象に。なんと45%オフの7万6890円で販売されます。
「Jackery ポータブル電源 240New」「Jackery ポータブル電源 600 Plus」といった各種容量のポータブル電源や、ソーラーパネル「Jackery Solar Generator 1000 Plus」もセール対象に含まれるので、この機会にポータブル電源やソーラーパネルをそろえておきたい人は要チェックです。
Jackery公式Amazon店
https://amzn.to/4cJaWeo
※アンケートにご協力をお願いします
https://sec.allabout.co.jp/survey/3388
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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