ASUSの最新ゲーミングスマホ「ROG Phone 8」レビュー!ゲームができるということは何でもできるということ

ASUSの最新ゲーミングスマホ「ROG Phone 8」レビュー!ゲームができるということは何でもできるということ

Matomo

現代人の生活に必要不可欠なスマートフォン。
調べ物をするのも、電車に乗るのも、日記をつけるのも。すべてスマートフォンでできてしまう時代です。
iPhoneの方は「スクリーンタイム」、Androidの方は「デジタルウェルビーイング(Digital Wellbeing)」機能を使うと、1日のスマートフォンの使用時間やアプリの内訳などが見られるので面白いですよ!
きっと皆さんはゲームが多いんでしょう?筆者はそうでしたよ?
さて、今回はそんなスマホゲーマーにオススメ!
ASUSが開発する最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8」のレビューをお届けします!

「ROG Phone 8」をレビュー!

外箱パッケージ外箱パッケージ – Saiga NAK

ドン!

スマートフォンじゃなければ羊羹でも入っていそうな長方形のパッケージ。
ASUSのゲーミングブランド「Republic of Gamers(ROG)」のロゴと「ROG PHONE 8」のテキストデザインが期待を煽ります。

Republic of GamersRepublic of Gamers – Saiga NAK

待ちきれないのでさっそく開封!

内容物チェック!

Republic of GamersRepublic of Gamers – Saiga NAK

ROG Phone 8 本体
純正クリアケース
ユーザーマニュアル(兼製品保証書)
SIMイジェクトピン
ACアダプタ
USBケーブル Type-C to Type-C

内容物はご覧の通りです。

ずっしりと重いACアダプタを使うと65Wの急速充電が可能。
5,500mAhの大容量バッテリーを約39分でフル充電できるという優秀なヤツです。

「ROG Phone 8」は残念ながら対応ケースが少ないので、ひとまず使える純正クリアケースも嬉しい!
ちなみにシリアルナンバーが入ったシールはキレイに剥がせるので最初のうちに剥がしておきましょう。

まずは本体を観察

カラーはレベルグレーカラーはレベルグレー – Saiga NAK

今回購入したのは「ROG Phone 8」のレベルグレー。
型番は「ROG8-GY16R256」です。

ROGのロゴに加えて「GLHF(Good Luck Have Fun)」や「EST.2006」などシンプルながらもメッセージが込められたデザインですね。
初代ROGマザーボード「ROG Crosshair Extreme」が発売された2006年を皮切りに、ROGはゲーミングハードウェア業界を引っ張る存在として今日まで歩みを続けてきました・・・!
最近のROG Phoneはシンプルなデザインを心がけているのか、落ち着いた印象を受けます。
日常使いのニーズを反映させているのかも?

トリプルレンズトリプルレンズ – Saiga NAK

リアカメラは・・・

1,300万画素 超広角カメラ(35mm換算:12.7mm相当/F値2.2)
5,000万画素 広角カメラ(35mm換算:23.8mm相当/F値1.9)
3,200万画素 望遠カメラ(35mm換算:65.3mm相当/F値2.4)

・・・のトリプルレンズ構成で、横並びではなく1対2のかたちに配置されています。
動画は4K(3,840×2,160)/60fpsまたは8K(7,680×4,320)/24fpsまでの撮影に対応!

ちなみにこのレンズのすぐ下あたりにNFC/おサイフケータイ検出エリアがあります。
そう!「ROG Phone 8」はシリーズ初のFelica対応機種なんです!
交通系ICも搭載できるゲーミングスマートフォンは、ついに日常使いをすべてカバーしてくれます。

イヤホンジャック、まだあります!

「ROG Phone 8」下側面「ROG Phone 8」下側面 – Saiga NAK

この画像は画面を下にした状態で「ROG Phone 8」下側面を撮影したもの。
3.5mmイヤホンジャック、スピーカー、SIMカードトレイ、USB Type-Cポート、マイクが並んでいます。

「ROG Phone 8」は音質にもこだわっており、デュアルスピーカー内蔵で大迫力のステレオサウンドが体験できます。
また、Dirac Virtuoによる有線・無線両対応の3Dサウンドはハイレゾ対応。
減少の一途をたどっている3.5mmイヤホンジャックも搭載です!

「ROG Phone 8」左側面「ROG Phone 8」左側面 – Saiga NAK

こちらは左側面。
横持ち時は手前に来ることが想定されており、2つ目のUSB Type-Cポートが配置されています。
そしてなんと!このUSB Type-CポートはUSB Power Delivery 3.0およびDisplayPort Alternate Modeに対応!
付属のACアダプタで充電するなら場合の速度はどちらのUSBポートを使用しても変わりませんが、モニターへの映像出力ができるのは何かと使い道がありそうですね。

「ROG Phone 8」右側面「ROG Phone 8」右側面 – Saiga NAK

右側面には音量ボタン、電源ボタン、マイクとAirTriggerタッチセンサーが搭載されています。
大画面6.78インチという「ROG Phone 8」ですが、音量ボタンと電源ボタンは端末中央寄りにあるので片手でも難なく操作可能です。


– Saiga NAK

そしてAirTriggerは「ROG Phone」の目玉とも言える機能。
まるでコントローラーのLRボタンのように操作を割り当ててスマホゲームをプレイできます。

「ROG Phone 8」上側面「ROG Phone 8」上側面 – Saiga NAK

上側面は小さな穴のマイクのみ。
実測で約3mmほど飛び出しているカメラが少々目立ちますね・・・。
スマートフォン本体の薄型化と高性能カメラの搭載によるレンズの厚みは相いれぬ関係です。

付属の純正ケースを付けてみる


– Saiga NAK

付属の純正のクリアケースを装着するとこんな感じ!
シンプルな本体デザインを覆うように少し派手めなデザインが特徴です。
もちろんAirTriggerやサイドのUSB Type-Cポートなども問題なく使用できます。

電源オン!

ようこそようこそ – Saiga NAK

お待たせしました!電源オン!

ROG製品ではお馴染みの“シャキンッ!”という爆イケSEでAndroid OSが起動します。

システム環境設定システム環境設定 – Saiga NAK

「ROG Phone 8」にはデフォルトでAndroid 14が搭載されていますが、ROG UIという独自のチューニングが行われています。
要するにUIがカッコイイゲーミング仕様になるということ!
具体的には・・・

音量調節モード
音量パネル切り替えオプション
着信用音量ボタンオプション
着信表示
ロック画面の時計表示
クイック設定のパネルスタイル
電源ボタンメニュー

・・・がUI変更の対象です。
これらは項目ごとに個別設定も可能。

クイック設定のパネルスタイルクイック設定のパネルスタイル – Saiga NAK

筆者は特にクイック設定のパネルスタイルがお気に入り!
ROG UIでは1画面に多くのアイコンを設置できるので操作がラクラクです。
Wi-Fiやモバイルデータのオンオフはもちろん、機内モードや懐中電灯、マナーモードなどよく使う操作を配置しておきましょう。

なお、これらは[設定]>[システム環境設定]からいつでも変更可能です。

チュートリアルもあります

チュートリアル
チュートリアルチュートリアル – Saiga NAK

「ROG Phone 8」は“ゲーミング”スマートフォン。
ゲームの最初といえばチュートリアルが欠かせません!
「ROG Phone 8」の簡単な初期設定を終えると始まりますよ!

チュートリアル
チュートリアルチュートリアル – Saiga NAK

このチュートリアルで目玉機能であるAirTriggerについても学べるわけです。
センサーなので物理ボタンがあるわけではないのですが、振動のレスポンスがあるので操作感は抜群!
特にシューティングゲームなどで活躍してくれるはずです。


– Saiga NAK

チュートリアルが終わるとカッコイイホーム画面に!


– Saiga NAK

ちなみにアプリアイコンのデザインは[ホーム画面長押し]>[アイコン]から変更できます。

Armoury CrateArmoury Crate – Saiga NAK

ASUSといえばユーティリティソフトウェア「Armoury Crate」でライティングやパフォーマンスなどさまざまな設定ができることでもお馴染み!
もちろん「ROG Phone 8」にも標準搭載されており、パフォーマンスモニターや動作モードの変更などが可能です。
さらにライティング設定をすると・・・

光る!光る! – Saiga NAK

背面の目が光ります!
「いやいや後ろが光っても・・・」という方は甘い!
ライティング設定は電話の着信通知の受信などの条件で好きな色やパターンに光らせることが可能。
つまりデスクに伏せて置いてあってもスマートフォンの状態がわかるんです!

AI機能も充実


– Saiga NAK

「ROG Phone 8」はAI機能も充実!
テーマやトーン、インスピレーションを選択するとAIが新しい壁紙を生成してくれたり、ギャラリー検索は曖昧なワードでもヒットします。

さらに「伝説対決 -Arena of Valor-」「原神」「崩壊:スターレイル」の3タイトルはX Sense機能に対応!
なんと自動で宝箱を集めたり、オートランしたり、会話を自動でスキップしたり・・・。
思わず「セーフなの?」と思ってしまうような機能が使えます。

日常使いできるゲーミングスマートフォン

ROG Phone 8ROG Phone 8 – Saiga NAK

ザーッと紹介してきましたが、新しいスマートフォンというのは徐々に使い方を覚えていくもの。
これからガツガツ愛用してその魅力を深堀りしていきたいと思います!
ハイエンドなゲーム性能はもちろん、Felica対応によって日常使いまで完全にカバーした「ROG Phone 8」
スマホゲームをプレイすることが多い人は選択肢として検討すべきですよ!

「ROG Phone 8」は159,800円(税込)、「ROG Phone 8 Pro」は179,800円(税込)で販売中!
細かいスペックなどはASUS Storeの各製品ページをご覧ください。

スペック概要 :

名称 :
ROG Phone 8
ROG Phone 8 Pro

ディスプレイ :
6.78型 LTPO AMOLED

解像度 :
2,400×1,080ドット (フルHD+)

CPU :
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3

OS :
Android 14

メモリ :
16GB

ストレージ :
256GB
512GB

防水・防塵 :
IP65/IP68

バッテリー容量 :
5,500mAh

サイズ :
高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm

質量 :
約225g

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