【猛暑対策】塩分チャージタブレットと塩飴6種を徹底レビュー! この夏の暑さ対策に

 

古代ローマやギリシャでは、兵士や労働者に塩の補給が奨励され、体力維持のための重要な要素とされていた。20世紀後半になると、スポーツ科学や医療の進歩により、熱中症や脱水症状の予防におけるナトリウムやカリウムなどの電解質の重要性が明らかになり、スポーツ飲料が普及。特に運動時の塩分補給の必要性が広く認識されるようになったのだ。

 

手軽に塩分を補給! 効果的な熱中症対策を

現在は気温の上昇で、効果的な猛暑対策が求められるようになった。そんな中で、手軽に塩分を補給できる塩分チャージタブレットや塩飴が普及。

飴にも多くの種類があり、従来の塩味だけでなく、レモン味・梅味・グレープフルーツ味など、さまざまなフレーバーが出てきており、自分の好みに合わせて選ぶことができるようになった。

個別に包装されているものが多く、衛生的で持ち運びにも便利である。

 

今回は、厳しい夏の暑さ対策に向けて、塩分チャージタブレットや塩分を補給できる飴タイプの商品についてレビューしていこう!

 

1.塩分チャージタブレット スポーツドリンク味(カバヤ食品)

・購入場所:マルエツ

・内容量:81g(個包装込み)

・購入価格208円(税込)

原材料は、砂糖(国内製造)、ブドウ糖、水飴、食塩、乳糖/クエン酸Na、乳化剤、塩化K、香料、フマル酸Na、着色料(ビタミンB2)。

「熱中症対策ゼロへ」プロジェクトの公式アイテムであり、公益財団法人日本学校保健会推奨商品である。クエン酸やカリウムが含まれており、日常生活やスポーツ時には最適だ。パッケージにはジップが付いており保管も便利。手軽に持ち運べる個包装になっており、開封も簡単である。

味も柑橘系で食べやすく、まさに慣れ親しんだスポーツドリンク味。そのまま舐めても噛んでも良い。好みに合わせた食べ方ができる固さになっている。

 

2.塩分チャージタブレット 塩レモン味(カバヤ食品)

・購入場所:マルエツ

・内容量:81g(個包装込み)

・購入価格:208円(税込)

原材料は、砂糖(国産製造)、ブドウ糖、水飴、乳糖、食塩/クエン酸、クエン酸Na、乳化剤、塩化K、香料、フマル酸Na、着色料(紅花黄、ビタミンB2、カロチノイド)。

同シリーズ共通である、「熱中症対策ゼロへ」プロジェクト公式アイテムであり、公益財団法人日本学校保健会推奨商品である。こちらもクエン酸やカリウムが含まれている。

塩レモン味だが、レモンは入っていない。味は酸っぱいので真夏には心地良いが、酸っぱいのが苦手な人はスポーツドリンク味の方が良いだろう。刺激的でキレがある方が好みの人には塩レモン味がおすすめである。

 

3.イン塩分プラスタブレット レモン味(森永製菓)

・購入場所:マルエツ

・内容量:80g(個包装込み)

・購入価格:208円(税込)

原材料は、ブドウ糖(国内製造)、食塩/酸味料、乳化剤、香料、乳酸Ca、甘味料(アセスルファムK)、V.C、着色料(V.B2)、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、B2、V.B1.葉酸、V.B12(一部にゼラチンと含む)。

カリウムは入っていないが、ブドウ糖を中心に食塩を使用している。ビタミンB群を7種、カルシウムや葉酸を配合している点も特徴的だ。こちらもジップがついており個包装。

レモン味だがレモンは入っておらず、むしろヨーグルトのような味で気に入ってしまった。パッケージの裏面にも記載されているが、とにかく食感がとても固いので、お年寄りや子供は噛んで食べることは避けた方が良いだろう。舐めながら食べるのがおすすめだ。

 

4.ひんやり食感 塩レモン(アサヒグループ食品)

・購入場所:マルエツ

・内容量:62g(個装紙込み)

・購入価格:219円(税込)

原材料は、水飴(国内製造)、砂糖、食塩/甘味料(キシリトール)、クエン酸、V.C、糊料(アラビアガム)、香料、紅花色素、光沢剤、VB1、V.E、ナイアシン、パンテン酸カルシウム、V.B6、B2、V.B12。

ビタミンB1、ビタミンCを含んだ飴タイプの栄養機能食品である。クエン酸や食塩、砂糖を配合している。「シャキッとすっきり!」という謳い文句の食感が楽しみである。

袋にジップはないが、タブレットタイプと同様に個包装タイプで持ち運びは手軽で便利だ。

鮮やかなイエローで、口に入れた瞬間に本当にひんやりする。後味はキレのあるレモン味で、暑い夏には非常に心地よい。やはり飴タイプは、飴そのものの味わいを楽しむことができる点が特徴的で、タブレットタイプとは全く違った猛暑対策と言えるだろう。

 

5.ミント塩あめ 熱中・暑さ対策に塩分補給(日清製菓)

・購入場所:マルエツ

・内容量:77g(個装紙込み)

・購入価格:149円(税込)

原材料は、砂糖(国内製造)、水飴、食塩/香料。

飴タイプはジップがないという共通点があるが、原材料を4種類しか使用しておらず、そのうち2種類は塩と砂糖である。とてもシンプルで体に優しい商品である点が好印象だ。まさに塩から塩分を補給する猛暑対策商品である。

両はしをひねるキャンディタイプの包装で、とても可愛らしい。味わいはイメージ通りのひんやり爽やかミントの塩飴だ。目が覚めるような爽快感が心地よく、後味として塩味を感じる。ミントが苦手ではない人にはおすすめである。

 

6.塩カンロアメ うま塩味(カンロ)

・購入場所:マルエツ

・内容量:140g(個装紙込み)

・購入価格:178円(税込)

原材料は、水飴(国内製造)、砂糖、食塩、昆布エキス、しょうゆ(小麦)。

こちらは猛暑対策と謳っている商品ではないが、のど飴で有名な老舗メーカーであるカンロの塩飴である。高知県室戸沖の海洋深層水の塩を利用しており、非常に興味深い。

飴玉はとてもきれいなイエロー。味わいは、品のある甘さとまろやかな昆布の深み、塩の味わいがコク深い。昔ながらの味わいが楽しめるキャンディ。塩分が摂取できる塩飴なので、やはり夏にぴったりの商品だろう。

 

しっかり猛暑対策をしてこの夏も乗り切ろう!

今回は、猛暑対策の一つとして主流のタブレットと飴を食べて比べてみたが、率直に感じたことは、飴は飴の味を純粋に楽しみながら猛暑対策ができるという点だ。

主観になってしまうが、屋外でのスポーツなどではタブレットが適しており、自宅や室内なら飴タイプが良いだろう。

 

もちろん好みは様々だが、手軽にできる猛暑対策の参考にしてみてほしい。

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