長編アニメ映画「アングリーバード」第3弾の制作発表、全世界興行収入5億ドルの人気シリーズ

2024/06/07 03:41 Saiga NAK

株式会社セガはロビオ・エンタテインメント(以下、ロビオ)の人気モバイルゲーム「アングリーバード」を題材にした長編アニメーション映画第3弾を発表しました。
2016年、2019年公開の過去2作品は全世界興行収入5億ドルを突破しています。

長編アニメ映画「アングリーバード」第3弾が発表

– 株式会社セガ公式サイト

株式会社セガとグループ会社のロビオは人気モバイルゲーム「アングリーバード」を題材にした長編アニメーション映画第3弾「The Angry Birds Movie 3(原題)」の制作を発表しました。
「アングリーバード」は2022年時点で全世界50億ダウンロードを超える超大人気モバイルゲーム。
2016年には「アングリーバード」、2019年(日本公開は2020年)には「アングリーバード2」を公開し、2作品の全世界興行収入は5億ドルを突破しています。

長編アニメーション映画「The Angry Birds Movie 3」は、過去2作品に引き続きレッドとチャックの冒険を描きます。
レッドの声は「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」主演のジェイソン・サダイキスさん、チャックの声は「アナと雪の女王」オラフ役で知られるジョシュ・ギャッドさんが務めます。

主要制作スタッフには・・・

監督: ジョン・ライス(「アングリーバード」「Beavis and Butt-Head Do The Universe」)
脚本: サーオップ・バン・オーマン(「アングリーバード2」「アドベンチャー・タイム」)
エグゼクティブ・プロデューサー: 中原徹(「ソニック・ザ・ムービー」シリーズ、「ソニックプライム」)
プロデューサー: ジョン・コーエン(「アングリーバード」「怪盗グルーの月泥棒 3D」、)
プロデューサー: ダン・チューバ(「ミッチェル家とマシンの反乱」)
プロデューサー: カーラ・コナー(「ウィロビー家の子どもたち」)

・・・と実績のある面々が集結。
プロデュースとしてOne Cool Group Ltd.、Flywheel Media、株式会社電通も参加します。

株式会社セガ代表取締役社長執行役員COO 内海州史さんのコメント

世界中でファンを獲得している映画版アングリーバードの最新作が制作されることになり、大変うれしく思っています。セガは、様々なメディアでの展開を通してIPのブランド価値を高めていくトランスメディア戦略に注力しております。今回の映画『The Angry Birds Movie 3（原題）』はまさにその戦略に合致し、全世界に向けて「アングリーバード」の新たな魅力をお届けできる大きなチャンスだと考えています。セガとしても『ソニック・ザ・ムービー』などで培ったノウハウを生かし、世界中の皆さまにアングリーバードの世界をお楽しみいただける作品にすべくサポートしてまいります。ぜひご期待ください。

– 株式会社セガ公式サイト

ロビオ・エンタテインメントCEO Alexandre Pelletier-Normandさんのコメント

アングリーバード・ブランドに境界はなく、まったく新しいアングリーバードの冒険は、私たちのゲームで作られた世界や物語が、いかにシームレスに映画やその先の領域へと広がっていくかを示しています。ロビオは様々なプラットフォームで想像力をかき立てるエンターテインメントを創造することに全力を注いでいます。ゲームや長編映画、ライセンス商品やアミューズメントパークに至るまで、あらゆる分野で継続的な成功を収めており、新たなパートナーと共に再び活気あふれるアングリーバードの世界を作り上げるのが楽しみでなりません。

– 株式会社セガ公式サイト

株式会社セガ公式サイトでは、ほかにもDNEG アニメーションや株式会社電通などからのコメントが掲載されています。

株式会社セガは2023年4月にフィンランドのゲーム会社であるロビオの買収計画を発表し、2023年8月に買収を完了していました。
2024年5月にはロビオとの協業でiOS/Android向けモバイルゲーム「Sonic Rumble(ソニックランブル)」を発表しており、今後もあらゆるジャンルで協力することでIPの強みを活かすコンテンツ展開に期待が集まります。

©SEGA