国民民主党・玉木雄一郎代表「上川大臣の発言が話題になっています」「果たして適切な配信だったのか、よく考える必要があります」Twitter(X)で語る
5月18日に上川陽子外務大臣が静岡で行った静岡県知事選の応援演説について、発言もさることながらマスコミの報道姿勢がネットを中心に物議を醸しているようである。
上川氏「うまずして何が女性か」 静岡知事選の応援演説で
https://nordot.app/1164508393765306393
共同通信が配信した記事については、Twitter(X)で「見出し詐欺」「印象操作」といったワードが飛び交う。
立憲民主党の蓮舫参議院議員は、当初記事について
もう、やめてください。
本当に痛い。
産む産まない、結婚するしない。
別姓を主張する。
どれもが「ワガママ」と言われていた時代を終わりにしたいのに、総理候補と言われる方がこの発言ですか。
産む機会、と言った方も静岡の自民党代議士でした。
というツイートを行っていたが後にそれを削除し
女性は「産む」との前提。
『比喩』だとしても、もう、やめてほしい。
本当に痛い。
産む産まない、結婚するしない。別姓を主張する。
どれも「ワガママ」という時代を終わりにしたいのに総理候補と言われる方がこの発言。
産む機械と言った方も静岡の自民党代議士でした。
というツイートを行っていた。
参考記事:
見出しに釣られた?蓮舫議員がツイートを削除 共同通信「上川氏『うまずして何が女性か』」との記事に「見出し詐欺」「印象操作」等の批判殺到
https://getnews.jp/archives/3529512[リンク]
共同通信の記事について、ネット上で見出しの変更や内容の「サイレント修正」などが相次いで指摘される中で、国民民主党代表の玉木雄一郎衆議院議員は
上川大臣の発言が話題になっています。次期総理候補とも言われている方ですから、突っ込まれる余地のある発言をしたことは、正直、軽率だったと思います。
他方、配信したメディアの第一報の見出しが
「私たち女性が産まずして何が女性でしょうか」と述べた。
だったものが…
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) May 19, 2024
上川大臣の発言が話題になっています。次期総理候補とも言われている方ですから、突っ込まれる余地のある発言をしたことは、正直、軽率だったと思います。
他方、配信したメディアの第一報の見出しが
「私たち女性が産まずして何が女性でしょうか」と述べた。
だったものが
「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と述べた。
に修正されています。「産まず」も「うまず」に、なぜか、ひらがなに変更。
修正前の第一報では、「女性は子どもを産むもの」だと決めつけ、政治的な正しさを欠いているとの印象を与えるものが、修正後は「新知事を誕生させよう」との意味がより明確になっていると思われます。
そんなことはないと信じたいのですが、あえて前者の配信を行い、センセーショナルな印象を与えた方が記事のビュー数を稼げるとの企図がメディア側にあったとしたら、果たして適切な配信だったのか、よく考える必要があります。
いずれにせよ、私自身も言葉の選択には十分気をつけたいと思います。
とツイートを行った。
これに対し、賛同の声もあれば否定的な声もあり、さまざまな意見が寄せられていた。「いずれにせよ今回の報道については検証が必要なのではないか?」といったような意見も、少なからず寄せられていたようである。
※画像は『Twitter』(X)より
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
ウェブサイト: http://getnews.jp/archives/author/taka
TwitterID: getnews_Taka
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