揚げないかぼちゃコロッケ!簡単にサクッと食感になるプロのコツ

揚げないかぼちゃコロッケ!簡単にサクッと食感になるプロのコツ

かぼちゃのコロッケレシピを、料理教室の主宰や料理本の執筆を手掛けるなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。揚げなくてもサクッとした食感になるコロッケです。

ノンフライかぼちゃコロッケ

揚げていないのにサクッと食感!香ばしいかぼちゃのコロッケです。

ノンフライかぼちゃコロッケのレシピ

材料(2人分)

かぼちゃ:200g

紫タマネギ(※):1/6個(約30g)

パン粉:20g(大さじ6.5)

オリーブオイル:大さじ1/2

塩:少々

普通のタマネギでもOK。紫タマネギを使うと、普通のタマネギよりも辛みが少ないためまろやかな味わいになります。

作り方

かぼちゃは種を取り、くし切りなどつぶしやすい大きさに切る。蒸し器で蒸すか、耐熱皿にのせてラップをふわりとかけ、レンジ500Wで2分ほど加熱する(様子を見ながら、時間を加減してください)。

かぼちゃは蒸すか、電子レンジで加熱する

タマネギをみじん切りにして熱湯で約1分茹で、ザルにあげて水分と粗熱を取る。

おいしく作るコツ

タマネギはさっと茹でることで、ほどよい辛みになります。

タマネギをみじん切りにするみじん切りにしたタマネギを茹でる茹でたタマネギをザルにあげる

1をボウルに入れ、フォークなどで皮ごと滑らかにつぶす。

おいしく作るコツ

かぼちゃを滑らかにつぶすことで、加熱してもコロッケが割れにくく、食感もよくなります。

加熱したかぼちゃを皮ごとつぶす

3に2と塩少々を加えて混ぜ合わせ、手に水をつけながら6等分に丸める(大きさ、形は1つ下の画像を参照)。

丸めるときのポイント

手を濡らすことで、丸めたときに生地が手につきにくくなります。

かぼちゃにタマネギと塩を入れて混ぜる混ぜたタネを6等分に丸める

フライパンにオリーブオイルを入れ、パン粉を加える。中火弱で混ぜながら、下の画像のようにうっすらときつね色になるまで炒める。

おいしく作るコツ

パン粉が焦げないように、混ぜながら炒めます。

フライパンで焼き色がつくまでパン粉を焼く

5に丸めたかぼちゃを入れ、フライパンを揺すりながら全体にパン粉をつける。

おいしく作るコツ

炒めながらパン粉をつけることで、香ばしく揚げたようなサクッとした食感になります。

パン粉の中に丸めたかぼちゃを入れるパン粉を全体につける

アレンジのコツ

4の工程でかぼちゃをつぶすときに、カレー粉や粉チーズを加えると簡単にアレンジができます。

ノンフライかぼちゃコロッケのレシピ

最後に

揚げなくてもサクッと仕上がるかぼちゃのコロッケを、作ってみてください。

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冷水希三子

冷水希三子/Kimiko Hiyamizu

料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰

レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
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甘味があり、子どもにも人気のかぼちゃ。ビタミンAのもととなるβ-カロテンや、ビタミンC、Eが比較的多く含まれています。食用のかぼちゃには大きく分けて「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」があります。現在、流通量が多いのは「栗かぼちゃ」と呼ばれる西洋かぼちゃの一種です。

最終更新:2024.05.22

文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ

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