【茨城県旧美野里町(小美玉市)】小美玉市役所のある市街地へ。ゆるやかな丘陵地のような地形で、畑も多く広がっていた

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茨城県旧美野里町(小美玉市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県旧美野里町(小美玉市)を写真とともに紹介する。

Vol.212/茨城県旧美野里町(小美玉市)

小美玉市の旧美野里町へ向かう。最初は「みのさと」と誤読してしまっていたものの、正しくは「みのり」と読む。ちなみに小美玉市は、旧町村の「小川町」と「美野里町」と「玉里村」の頭文字を取った「お・み・たま」が、現在の地名になっている。このことも、前回の市町村一周の旅のときには気づかなかった。今回、旧小川町、旧美野里町、旧玉里村とまちを訪ることで、気づいたのだった。たとえば千葉県でも、横芝光町など、地名がくっついたものがある(旧横芝町と旧光町)。そうし地名の誕生の仕方も少なくない。最初は違和感があっても、時間が長く経てば経つほど、地名の変遷というものは見えなくなる。不思議なものだなあと思った。

旧美野里町の美が、小美玉市の美だ

昔ながらの看板

畑もやはり多い

小美玉市役所へ

登校の時間

市街地を中心に巡っていくと、ゆるやかな丘陵地のような地形で、住宅地のみならず、畑も多く広がっていた。雨が降ってきたので、自分も合羽を着て散策をしたけれど、小学生が同じ黄色の傘をさして登校していた。傘の種類も統一されているだろうか、なかなか同じ傘っていうのは見ないなあと。

また、別の場所で見た畑には、老犬がポツンと座っていた。野良犬かどうかまではわからなかったけれど、雨に濡れていたので、どうか無理せずがんばってほしい。そんなことも旅の一コマとして。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

   

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