和紙マネキンで注目集めるトーマネ、インテリアアート「EDOMAE」とジェンダーレスペアマネキン「HEARTFUL」を開発_自社独自の人体造形技術を活用
茨城県常陸大宮市の無形文化財 西ノ内和紙(那須楮100%)採用、FRP(強化プラスチック)に比べて重量を約80%軽量化、有機溶剤不使用で労働環境も改善できる和紙マネキン「Waltz」(ワルツ)。
この和紙マネキン「Waltz」(ワルツ)を手がけるトーマネが、マネキン制作で培った人体造形技術を活用し、新たにインテリアアート「EDOMAE」と、ジェンダーレスを配慮したペアマネキン「HEARTFUL」を開発した。
人生とスペースに寄り添うユーモア「EDOMAE」
EDOMAE は、トーマネがマネキン制作で培った人体造形技術を駆使してつくったインテリアアート。
“まじめにふざける”というコンセプトとし、東京発 made in Japan のハイクオリティにこだわった遊び心のある立体アート。
その最新シリーズ「BANANA」は、全4種類。エディションナンバー付きの数量限定生産モデル。
「バナナで転ぶ」という見たことがありそうで、実際に見たことないものを、緻密な人体造形で制作したシュールなユーモアを表現している。
『ものづくりの楽しさや充実感』を
この作品は、マネキン制作を手がけるトーマネの部門・キャリア関係なくアイデアを形にする全社一丸のプロジェクトで生まれた作品。
マネキン制作にとどまらず、空間演出業を事業としている企業として、社内には、VMD デザイナー・内装デザイナー・原型作家・塗装技術者・内装施工チーム・営業担当・管理部門・商品管理・配送部門だけでなく、さまざまな仲間が関わった最新作。
これらには、「デザイナー集団として仕事をするうえで一番感じてほしい 『ものづくりの楽しさや充実感』をもっと仲間たちに味わってもらいたい。『好奇心』をもっと大切にしてもらいたい」…そんな想いが込められている。
「鑑賞する人が自由に想像し、楽しんでほしい」
EDOMAE は、今後も新シリーズを年数回程度リリースし、順次アイテムラインナップを拡大していくという。
「鑑賞する人が自由に想像し、楽しんでほしい」…ハンギング型で天井や壁から吊り下げてディスプレイをする「BANANA」シリーズの詳細は、公式サイトへ↓↓↓
https://edomae.tokyo/
ジェンダーレスを配慮したペアマネキン「HEARTFUL」も注目
時代背景をよりよく映し出したマネキン製品を作りたいと考えているトーマネは、ジェンダーレスを配慮したペアマネキン「HEARTFUL」も開発。
「Heartful」は、さまざまな人とのつながりの形や、心の温まる表現を模索した結果、温かい関係性を感じさせるマネキン。「愛おしさや、大切な気持ちを表現したい企業に使用してほしい」という。
ペアで使用することで温かい関係性を表現
マネキン業界では、ストック管理にもレンタルを行うにも便利なため、シングル1体ずつが基本のなか、「Heartful」の特長は、ペア仕様。
あえてペアでの使用とし、形状上単体の使用ができない点も特徴的。ペアで使用することで温かい関係性を表現するマネキンに仕上げている。
時代背景を映し出したプロダクトを展開
また、塗装も特彩としてさまざま研究し 温かみのある色彩を取り入れることにも成功した。
レンタル価格は、月額 30,000 円 ペア価格 ベース付(税別) ※単体レンタル不可。
トーマネは今後も、今回の「Heartful」シリーズのような時代背景を映し出したプロダクトを手がけていくという。
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