ブギウギ第24週振り返り:スズ子、愛子と取り戻す親子の絆
11日から始まった『ブギウギ』第24週が終わった。この週のトピックスは何と言っても、スズ子(趣里)の娘・愛子(このか)の誘拐未遂事件だろう。
愛子、そして大野(木野花)とともに新しい世田谷の家に転居した、スズ子。友達がおらず、1人で遊ぶ娘を心配するスズ子だったが、そんな折、ある男から3万円払わなければ愛子を誘拐するという脅迫電話がかかってくる。スズ子は大野の反対を押し切り、警察に電話。家に、刑事の高橋(内藤剛志)がやってくる。主演を務める人気ドラマシリーズ『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)を思わせる重厚感たっぷりの“デカ”は反響を呼んだ。
・大変失礼ながら刑事役で内藤剛志さんが出てきた時笑っちゃった めっちゃハマり役
・ブギウギに捜査一課長でてきて爆笑してる
・刑事、っていうテロップ不要やわ
といった声が見られた。
この後、犯人である小田島(水澤紳吾)から再び電話がかかってきて、3万円を持ってこいと指示。タケシ(三浦獠太)と、待ち合わせ場所の日帝劇場で揉みあいになる中、張り込んでいた高橋が、小田島の逮捕に成功する。
小田島の息子・一(井上一輝)は、愛子の唯一の友達だった。貧しさにあえぐ小田島は、その愛子を誘拐することで、何とか身代金をせしめようとしたようだ。一方、スズ子は愛子との生活のために身を粉にして働き、歌手として成功をおさめるが、皮肉なことに愛子の孤独に気づかずにいたようだ。そしてスズ子は愛子との向き合い方を反省し、愛子のことを「いい子や!」と褒めると、愛子も「私もマミー大好きや」と返すのだった。
ネットでは、
・学校が楽しくて当たり前のように友だちが沢山いて、親に愛されているのを実感していたスズ子には、愛子ちゃんの孤独や辛さがわからないのだろう
・親子とは?家族とは?を問う一週間になりましたね
・
といった声も見られた。ひとまず親子の絆は取り戻せたようだ。今週からはいよいよ、これから美空ひばりを思わせる水城アユミ(吉柳咲良)が登場する。良き好敵手となるのか、それともスズ子を脅かす脅威となるのか?
(執筆者: 田中周作)
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