豆腐屋の新規事業を支援!パーソルキャリア「HiPro Direct」の事例紹介イベントで成功の秘訣を披露
パーソルキャリア株式会社のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」が運営する、副業・フリーランス人材 マッチングプラットフォームサービス「HiPro Direct(ハイプロ ダイレクト)」は、“プロ人材を活用して課題解決を行う企業”と“各領域のプロ人材”が集まりトークセッションを行うイベント「HiPro Direct Networking Day 2024」を開催しました。
プロ人材の活用で豆腐屋の新規スイーツ事業を支援!「HiPro Direct Networking Day 2024」開催
転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介・求人広告・新卒採用支援などを提供するパーソルキャリアが展開する「HiPro Direct」は、企業と副業・フリーランス人材を繋ぐマッチングプラットフォームサービス。
個人の働き方や雇用のあり方が大きく変化した現代、企業が抱える複雑なビジネス課題を解決するべく、新しい人材活用(タレントシェアリング)が当たり前となる社会の実現を目指し、副業・フリーランス人材と企業との橋渡しをしています。
これまでにも様々な好事例を仲介し、目にしてきたという「HiPro Direct」は、プロ人材のスキルによって企業の課題解決は進むという確かな手ごたえを感じていると説明。
より多くの企業に「プロ人材活用による可能性を知ってもらいたい」という想いから、2023年に初となる「HiPro Direct Networking Day」を開催しました。
本イベントに参加することでプロ人材の活用を行い、課題解決に向け踏み出した企業も登場したそうで、プロ人材を活用する大きなきっかけとなるとHiPro Directは確信。
従来の慣習を踏襲しつつも、プロ人材を活用出来る新体制へ組み替えるための動機作り、そして改革を進めるための契機を提供することを目的に「HiPro Direct Networking Day 2024」を開催したと説明しています。
豆腐屋がスイーツ事業を立ち上げ!鳥取県・楽粹社が行ったプロ人材の活用とは
同イベントのプログラム「豆腐屋さんが攻めのブランディング!?豆乳ビジネスで次世代の柱を。」では、モデレーターとして、一般社団法人とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点 代表理事の松井太郎氏、パネリストに鳥取県で豆腐製造業などを行っている株式会社楽粹の代表取締役 行光秀夫氏、そして楽粹を支援したプロ人材である大久保祐介氏が登壇しました。
楽粹は豆腐を食べる文化がどんどんと減ってしまっている現状を打開すべく、2023年6月に発芽大豆を使った豆乳スイーツショップ「粒と雫」をオープン。同年9月には「飲む豆乳ヨーグルト」の製造を開始しました。
「一目惚れみたいなものですね」
1976年に神戸で設立し、1988年に豆腐作りのための「良質の水」を求めて鳥取県に移転した楽粹。しかし、近年は豆腐を食べる機会や習慣が、2000年頃と比べても激減しているのだとか。
「色々な技術の革新などで業態規模が大きくなりまして、豆腐屋というよりもですね、いわゆる装置産業的(原料から加工まで殆どを機械で行う)企業がかなり増えてきております。スーパーやドラッグストアなどでは、豆腐は28円とかの圧倒的な低価格で販売されている。私どもの豆腐が一丁200円ですから、暴利と感じてしまうかもしれません。(これらの企業と自社を比較して)豆腐を作るのに手間ひまがかかってしまう上に日持ちがしないという弱点もあります。」
と語ったほか、若い世代が豆腐を食べようと考える機会が大きく減ってきたと説明。
しかし大豆は植物性タンパク質の塊であり、ぜひ食べてもらいたいと考えた行光氏は「豆腐でもない、揚げでもない」食べ方として豆乳を使ったメニューを考えていた際、松井氏から「週1副社長」プロジェクトを紹介してもらったのだそう。
登録した上で話を聞いてみることにした行光氏は、そこで色々な方から話を聞いていた中の1人である大久保氏と出会い、行光氏は「スキルがある方っていうのを実感しました。あの瞬間に一目惚れしたようなものですね。」と、期待する人物かどうかをじっくり判断する前に惚れ込んでしまったのだとか。
一般的に年上の経営者の方は、副業人材について否定的なことが多いものだと語る松井氏。行光氏に「最初にその抵抗感はなかったのか?」と尋ねると、行光氏はありましたと発言。
しかし「面白そうだったこともありますし、とにかく若い力を取り入れたいという気持ちの方が強かった。」と説明し、そこが大久保氏への一目惚れに繋がったのだと説明しました。
社内のワークショップが円滑のカギだった!
副業人材の活用には課題も当然あり、その1つが企業の社員と折り合いがつかないこと。行光氏は、大久保氏を交えてワークショップを行ったことが大きなきっかけだと説明。
「スタッフを集めてワークショップを行った際に、会社の強みは何か聞いていくといった“ブレインストーミング”的なことをしたんです。そうすると“水か良いところ”とか“美味しい豆腐を作ろうとする姿勢”といった意見が出たんです。第1回目でそこを大久保さんに把握してもらい、次の回からブランディングに入っていけたのはでかかったですね。」
と、企業の強みや社員の熱量を把握してもらうためにも、ワークショップは良い試みだったとコメントしました。
大久保氏は、
「1つ気をつけなければいけないことは、“企画で終わらない”ことですね。行光さんとだけ話しているだけではダメで、社員の方の納得だとか期待感を、どうしっかり伝えて、社員の方々についてきて頂くかってことが大切だと思います。」
と話し、プロ人材と企業の取り組みを行っていく上で気をつけるべき点をコメントされていました。
県庁の職員ともコミュニケーションを取るなど、行光氏の想定以上に幅広く活躍し貢献していた大久保氏。
プロ人材を活用するにあたり、良い人材・悪い人材の見極め方ついて聞かれた行光氏は、
「デジタル化した社会の中で、それでも根底にあるのは人とのお付き合いっていうところだと思います。人間関係を大事にするっていう部分を私は1番気にしていましたね。」
と見解を述べました。
続けて大久保氏は良い企業・悪い企業の見極め方について、
「見極めるというよりかは、“相性”が大事だなと思っています。価値観が合う経営者の方・企業とお仕事が出来るとお互いに良いのかなと思います。合わない企業を見抜けるといいのではないかと。後は熱量があるかどうかは大事かなと思いますね。」
と説明しました。
働き方が多様化する中で、地方の企業でも都市部のプロ人材を活用し、再成長に成功している事例も増えてきているとのこと。
変化する時代に対応するため「プロ人材の力を借りたい」と考えている企業経営者の方は、パーソルキャリアが運営する副業・フリーランス人材マッチングプラットフォームの「HiPro Direct」やプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
HiPro(ハイプロ):https://hipro-job.jp/
HiPro Direct(ハイプロ ダイレクト):https://direct.hipro-job.jp/lp/pro/
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