レトロゲーム秘密基地が全焼か / 2023年12月に新店舗としてオープンしたばかり「こんな終わりになるとは」

さまざまなレトロゲームが楽しめるゲームセンター『レトロゲーム秘密基地』(青森県十和田市稲生町14ー43)が、近隣で発生した火災に巻き込まれ、ほぼ全焼状態になったことが判明した。店主は「ほぼ全焼」としており、公開されている写真を見るかぎり、入り口部分を残して、すべて焼け落ちているように見える。

昨年12月には新店舗オープンしたばかり

火事になる前日、店主は公式X(旧Twitter)にて「今週も一部タイトルを入れ替えました」と報告しており、新たなゲームを設置したことをツイートしていた。昨年12月には新店舗オープンしたばかり。

<レトロゲーム秘密基地のXツイート>

「火災発生から半日かけてようやく鎮火。最初の筐体を入手してから約10年かけて作ってきたものが、ものの数時間で全て失くなりました。資金が無くなりかけたり、お客さんが来なかったりしても何とか乗り越えてきましたが、こんな終わりになるとは想像もしませんでした」

「火災発生直後に駆けつけて服や日用品を買ってくれたり、当面の生活資金を渡してくれた常連さん、住む場所を提供して下さった地元の知り合いの方、本当にありがたく思います。そして連休を楽しみにして下さった方、GWなど今後来店を予定していた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「本日、近隣から火災が発生、屋根を伝って炎症して、当店にも燃え移りました。当店もほぼ全焼、機材の安否は不明、もうこの場所での営業は出来ないかと思います」




店主のツイートから優しい人柄が見えてくる

「こんな終わりになるとは想像もしませんでした」と語る店主。今いちばんつらい状況であるにもかかわらず、自分の事よりも第一にお客さんの事を考え「今後来店を予定していた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と書き込みしている店主のツイートから、その優しい人柄が見えてくる。

店主の命が助かってよかったと思うばかり

そのつらさ、悔しさは計り知れない。もし改めて『レトロゲーム秘密基地』を復活させるという展開があるならば、記者として今後も注目していきたいと思う。とにかく今は、店主の命が助かってよかったと思うばかりだ。



※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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