シスターフッド感ある展開に、2000年初期のファッション&音楽が最高!『マダム・ウェブ』レビュー(十束おとは)

access_time create folder映画

皆さん、こんにちは!十束おとはです。
2024年も始まって早2ヶ月。早くも観たい映画がたくさんあり、わくわくしている今日この頃。

今回は、2/23(祝・金)から公開される『マダム・ウェブ』を紹介します。ありがたいことに試写会にお誘いいただき、ひと足先に鑑賞してきました!(わくわくしすぎて現地で写真を撮り損ねました…。申し訳ございません。)
“マーベル初の本格ミステリー・サスペンス”だそうな。

救急救命士として働くキャシー・ウェブは、一人でも多くの命を救うため日々奮闘していた。
ある時、救命活動中に生死を彷徨う大事故に巻き込まれてしまう。 それ以来、キャシーはデジャブのような奇妙な体験を重ねるのだった。 自分に何が起きているのか戸惑うキャシーだったが、偶然にも出会った3人の少女たちが、黒いマスクの男に殺される悪夢のようなビジョンを見てしまう。
それが未来に起きる出来事だと確信したキャシーは、少女たちを助けることを決意。未来が見えるという不思議な力を使い何度も危機を回避するが、謎の男はどこまでも追ってくる…。男の目的は一体?なぜ執拗に少女たちを追うのか?
やがて明らかになる、少女たちの“使命”とキャシーの能力の秘密。
少女たちを守る先に、彼女が救うことになる“未来”の正体とは――?(公式サイトより引用)

マダム・ウェブ誕生の物語ということで、起承転結でいうと”起”の部分。今後がとっても気になる作品でした。
今回は、鑑賞してのおすすめポイントを紹介していきたいと思います!もちろんネタバレは無しなので、今から観に行く予定の方も安心してご覧ください。

①シスターフッド感が最高

今回、キャシーを中心に4人でチームを組むのですが、マーベルズの時とはまた違った魅力のあるチームが結成されたなと感じました。キャシー以外の3人はまだ学生。反抗期真っ只中のティーンエイジャーの彼女達のやりとりが眩しくて微笑ましく、つい応援したくなります。物語が進む中で段々とチームが1つになっていく姿をぜひ劇場でご覧ください。個人的には彼女たちとカマラ(ミズ・マーベル)の共闘をぜひ観てみたいのですが、この作品はMCUではない為現段階では難しそう。今後、仲間が増えていくと更に彼女たちの魅力が爆発していくと思うので今から続編に期待したいです。

②シリアスな内容の中にある愛情

今回はミステリー・サスペンスというだけあってシリアスな場面が多く、思わずヒィッ!とびっくりしてしまうシーンも。「どうかみんな無事であってくれ…!この後、どうなるの!?」とハラハラしながら鑑賞しました。しかし、シリアス部分と同じくらい”愛情・家族”いうテーマを大きく感じる作品でもあります。主人公のキャシーは孤独を抱えており、どこかドライ。パーティーに行ってもわいわいとした雰囲気が苦手で浮いてしまいます。他のメンバーもまた様々な理由から孤独を感じていて、どこか諦めのような気持ちを持つ日々。そんな中で彼女たちは出会い、仲間になり家族のような関係になっていくのです。他にも、キャシーの過去や同僚の妹さんなど”家族”という存在がこの作品を動かす大きな力になっているのではないか、と感じました。

シリアスな部分に関しては敵であるエゼキエルが担っているのですが、彼の背景については今作では深く知ることができなかったのでいつか別作品で出会えることを願います。

③ファッションや音楽も楽しめる

今作の舞台が2003年。ファッションや音楽ももちろんその時代に流行っていたものが登場します。私もその時代を生きていたので、t.A.T.uのような制服風コーディネートやチビTを見て懐かしさでいっぱいに。更にブリトニー・スピアーズのToxicで踊りまくるシーンでは、私もついつい踊り出すところでした。あの頃はみんなブリちゃんに憧れたものです。1回では気が付かないポイントが多くありそうなので、公開されたらまた観に行きたいなと思っています!皆さんもぜひ細部にまで注目してみてください。

以上、私が感じたおすすめポイントでした。
まだこのチームは結成したばかり。強くて可愛い彼女たちから今後も、目が離せません!

『マダム・ウェブ』
・原題:MADAME WEB
・日本公開表記:2月23日(祝・金)全国の映画館で公開
・US公開日:2月14日予定
・監督:S・J・クラークソン(「Marvel/ジェシカ・ジョーンズ」、「コラテラル 真実の行方」)
・出演:ダコタ・ジョンソン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズ)、シドニー・スウィーニー(「ユーフォリア/EUPHORIA」)、イザベラ・メルセド(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)、セレステ・オコナー(『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』)、タハール・ラヒム(『モーリタニアン 黒塗りの記録』『ナポレオン』)、エマ・ロバーツ(「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズ)、アダム・スコット(「セヴェランス」)

(C) & TM 2024 MARVEL

おまけコーナー『おとはすのプチニュース』

最近会う方に、髪が伸びたねぇとよく言われます。

アイドル時代はずっとボブだったのですが卒業してからはひたすらに伸ばしていて、ついにロングの域に達してきました。髪って本当に伸びるんですね。(それはそう)
せっかく伸びてきたので、色々なヘアアレンジをして日々を楽しもうと思います!それででは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

十束おとはさんコラムバックナンバー

◆初めての「築地場外市場」体験! 食べ歩きレポート
https://getnews.jp/archives/3483331 [リンク]

◆普段見ることの出来ない“スター達の談笑”が尊い…ッ!「東京コミコン2023」に行ってきました
https://getnews.jp/archives/3469539 [リンク]

◆“アベンジャーズオタク”カマラのチャーミングな魅力が炸裂!『マーベルズ』レビュー
https://getnews.jp/archives/3460517 [リンク]

◆キラキラしていて繊細で夢の様な空間…『イヴ・サンローラン展』で”芸術の秋”を堪能!
https://getnews.jp/archives/3451337 [リンク]

◆「あの戦闘シーンだけで、5年は頑張って生きていける」『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』最高すぎるポイント
https://getnews.jp/archives/3407395 [リンク]

(執筆者: 十束おとは)

  1. HOME
  2. 映画
  3. シスターフッド感ある展開に、2000年初期のファッション&音楽が最高!『マダム・ウェブ』レビュー(十束おとは)
access_time create folder映画
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。