【大阪府大阪市】常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」×朝野ペコ。来館記念スタンプが登場！

2024/02/11 19:45 ストレートプレス

「LGBTQ等の性的マイノリティとその家族、アライの尊厳と権利を守り、誰ひとり取り残さない社会の実現をめざす」ことをミッションにしている虹色ダイバーシティは、大阪の天満橋にある常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」と人気のイラストレーター・朝野ペコさんとのコラボレーション企画として、プライドセンター大阪来館記念スタンプを作成した。

来館記念スタンプとスタンプ用カードのデザインは、書籍、雑誌、広告にとどまらず映画でのイラストも人気を集める朝野さんによる描き下ろし。また、同様のイラストを用いたドリップバッグコーヒーも2月8日(木)より、プライドセンター大阪にて発売中だ。

カードは1人1枚まで無料で配布

朝野ペコさんの描き下ろしのスタンプとカードは、プライドセンター大阪の目の前を流れる大川に船を浮かべ、船上から大阪の街へ手を振るデザイン。大阪の街並みの合間には八軒屋浜にある灯籠も見え、空にはLGBTQの象徴である6色の虹がかかっている。

スタンプインクで使用しているオレンジは、虹色6色の中で「ヒーリング/癒し」を意味する色で、プライドセンター大阪のミッション「Remedy for all」を表現している。

スタンプとカードは、同施設内に設置されており、カードは1人1枚まで無料で配布する。2枚以上を希望する人は、設置の募金箱へ支援しよう。

「就労継続支援B型ここある」と協働で制作

来館記念スタンプ・カードと同じイラストをパッケージに用いたドリップバッグコーヒーは、大阪市城東区のブックカフェ兼、障がいのある方やLGBTQ当事者がのびのびと働くことのできる場である「就労継続支援B型ここある」との協働で制作。

コーヒーは、就労継続支援B型ここあるが運営する「book and café cocoaru」の店内で自家焙煎した珈琲豆を使用し、ひとつひとつ手作業で袋詰めしている、口当たりがよく飲みやすいブレンドコーヒーとなっている。

価格は「ドリップバッグ(5個セット)」1,000円(税込)。虹色ダイバーシティの通信販売サイト、またはプライドセンター大阪内で購入可能だ。

大阪で唯一の常設の総合LGBTQセンター

プライドセンター大阪は、LGBTQに関する情報発信、相談、居場所、イベント実施という機能を持った大阪で唯一の常設の総合LGBTQセンターで、年齢やセクシュアリティ等を問わず、国内外から様々な人が来場している。2022年の開設以来、居場所の利用者数は累計2,300人以上、対面相談、LINE相談は累計900人以上の方が利用しており、イベントへの累計参加者は約4,000人にのぼる。