【東京都北区】「きらめき彫刻祭」神谷病院に出張展示!アートを高齢者リハビリテーションの原動力に

【東京都北区】「きらめき彫刻祭」神谷病院に出張展示!アートを高齢者リハビリテーションの原動力に


地域の医療と介護に貢献する田島厚生会は、「きらめき彫刻祭 ~神谷病院 出張展示会~」を開催する。

高齢の人が美術作品を鑑賞する場


「きらめき彫刻祭 ~神谷病院 出張展示会~」は台東区と文京区で開催される「きらめき彫刻祭」と連携し、病院内にいながら、若手アーティスト達の彫刻作品を楽しむことができる。感染症流行により、外出機会が減っている高齢の人が美術作品を鑑賞する場、そして、作品発表の機会が減った若手アーティストの活躍の場、それぞれを繋ぐことを目的としている。

神谷病院内に追加展示


「きらめき彫刻祭」は、ストレンジャーによろしく実行委員会が主催している彫刻祭で、2月10日(土)~25日(日)の期間、東京都台東区と文京区内の11会場で開催される。


「きらめき彫刻祭」は街を巡りながら、11会場のアートを楽しむイベントだ。感染症拡大による外出頻度の低下、外出の難しい高齢の人、外出することのできない入院中の患者にもアートを楽しめるよう、田島厚生会が運営する神谷病院内に追加展示をすることになった。この病院展示会は患者とその家族(患者の付き添いの人含む)が対象で、病院内の限られたスペースでも多くの作品を鑑賞できるよう、約3か月ごとに展示品を変更していく。

高齢で体力の低下している人の外出は容易ではない

文化庁「文化に関する世論調査報告書(令和4年度調査)※1」によれば、文化芸術の鑑賞活動をしない理由として「新型コロナウイルス感染症の影響により、公演や展覧会などが中止になった、又は外出を控えたから」と回答した人の割合は全体で29.0%と新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まった令和2年度(56.8%)に比べると回復傾向だが、70代以上の回答は39.8%と全体よりも高い傾向にある。

社会全体で新型コロナウイルス感染拡大以前に戻ってきてはいるが、高齢で体力の低下している人の多くにとって、出かけること自体が容易ではない。

田島厚生会理事長コメント

田島厚生会 理事長 星川直哉氏は、「今回、きらめき彫刻祭を後援協賛するにあたり、できるなら当院の患者様にも、アートを楽しんでほしいと考えたことが、この取り組みのきっかけでした。

私たちの病院はリハビリテーションに力を入れています。彫刻をみたいと思う気持ちが自身の歩く“楽しみ”や“意欲”として、治療の一助となること、さらにアートを見ることでご家族や医療スタッフとのコミュニケーションが創出されることにも期待しています」とコメントしている。

「きらめき彫刻祭」へ参加するのはもちろん、田島厚生会の取り組みである「きらめき彫刻祭 ~神谷病院 出張展示会~」にも注目してみては。

■きらめき彫刻祭 ~神谷病院 出張展示会~
期間:プレ展示1月29日(月)~3月末日、本展示4月初旬~3月末日(3か月ごとに展示を変更)
会場:神谷病院 外来待合スペース
住所:東京都北区神谷1丁目27番14号※一般公開なし
URL:https://www.tajima-group.or.jp/kamiya

■きらめき彫刻祭
開催期間:2月10日(土)~25日(日)
会場:東京都台東区と文京区内の11会場

※1参考 文化庁 文化に関する世論調査報告書(令和4年度調査)より:https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/pdf/93911701_01.pdf

※この出張展示会は予告なく変更・中止する場合がある。了承を

(角谷良平)

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