「殺しは、ナマケない」 抱腹絶倒のアニマルパニック・ホラー『キラー・ナマケモノ』4月公開[ホラー通信]
ナマケモノ、お前もか。
放射能で凶暴化したカブトガニが人々を襲う『キラー・カブトガニ』、コカインをキメたクマが人々を襲う『コカイン・ベア』が記憶に新しい昨今。今度は野生のナマケモノが殺戮を繰り広げるホラーコメディ『キラー・ナマケモノ』(原題:Slotherhouse)が4月26日より公開されることが決定した。併せてティザービジュアル、特報映像が解禁された。
本作で製作・脚本を務めたブラッドリー・ファウラーは「もっともバカバカしいホラーを作ろう」と考え、もっともホラーらしからぬ動物として“ナマケモノ”に白羽の矢を立てた。生涯のほとんどを木の枝につかまって過ごし、ゆったりと動くナマケモノ。しかし、木にぶら下がり続けられる腕力と大きなカギ爪を持っていることも事実だ。彼らが本気を出したら一体どうなるのか?
舞台はアメリカの女子大生たちが共同生活を送る女子寮。寮の会長を決める選挙戦の真っ只中、ビッチな現会長を引きずり下ろすべく人気取りのマスコットとして野生のナマケモノが連れてこられた。しかし、覚醒したナマケモノが美女たちを血祭りにあげ、寮は“殺戮の館”と化していく。楽しいホラーコメディながら、密猟や自然破壊、SNS依存への警鐘も込められているという。
本作のナマケモノはCGではなくアニマトロニクスのパペットを5人の人形遣いが操作しているとのこと。特報映像ではそんなナマケモノの姿もチラリとお目見え。『ゾンビーバー』のアナログ感が好きな人にもグッと来るアニマルパニックが楽しめそうだ。
『キラー・ナマケモノ』
4月26日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
出演リサ・アンバラバナール、シドニー・クレイヴン、オリビア・ルーリエ、アンドリュー・ホートン、ビアンカ・ベックルズ=ローズ、ティフ・スティーヴンソン、ステファン・カピチッチ
監督:マシュー・グッドヒュー
製作・脚本:ブラッドリー・フォウラー、キャディ・ラニガン
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