醤油と煮干しのワイルドな旨味が最高! 燕三条ラーメンの横綱“潤”監修カップ麺がセブン-イレブンで登場
全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。ラーメン王国・新潟は各地に文化に根差したご当地ラーメンが広がる県だ。燕三条エリアには「燕三条背脂煮干ラーメン」が広がっている。煮干しの効いた濃いめの醬油スープに蓋をするかのように大量の背脂が表面を覆う、寒い地域ならではのご当地ラーメンだ。
“酒麺亭 潤”は燕三条ラーメンの代表店。1993年に創業し、新潟ラーメンの文化を広めるべく、都内を含め多数の店舗を展開する。燕三条ラーメンを全国区にしたお店としても名高い。そんな“潤”が監修したカップ麺「明星 地域の名店 酒麺亭 潤 燕三条系醤油ラーメン」がセブン-イレブン限定で発売された。実は2006年には初代「地域の名店シリーズ」の第一号として“潤”監修のカップ麺がリリースされていて、それから18年の時を経て超絶リニューアルを遂げて復活したのである。
フタを開けると、粉末スープ、液体スープ、かやく、ふりかけの袋が入っている。粉末スープ、かやくを入れて、お湯を入れて5分待つ。粉末スープの中には背脂の姿が。そしてかやくには大量の刻みタマネギが入っていてこの時点でテンションが上がる。
5分待ったらフタを開け、液体スープとふりかけを入れれば完成だ。
液体スープを注ぐと、醤油と煮干しの香りが立ち上る。ふりかけは“潤”ではお決まりの海苔だ。“潤”は燕三条ラーメンに初めて岩海苔を合わせたお店としても知られる。海苔はマストアイテムだ。
極太平打ちのノンフライ麺はパワーがあり、実に密度の高い小麦のギュッと詰まった麺だ。背脂をまとった醤油スープは、濃いめで煮干しがいい意味で乱暴に効いたお味。このワイルド感が実にローカルっぽく嬉しい。
麺のモチモチ感と刻みタマネギのシャキシャキ感のコントラストも良く、あっという間に完食。カップ麺らしさとラーメンらしさを共に兼ね備えた現地感あふれる一杯。ぜひお試しあれ。
(執筆者: 井手隊長)
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