【福岡県北九州市】北九州イノベーションセンター内に「北九州フードバンクセンター」を来春開設

【福岡県北九州市】北九州イノベーションセンター内に「北九州フードバンクセンター」を来春開設


「北九州イノベーションセンター」を通じて、老若男女問わず全世代の新たな挑戦を支援するGZキャピタルは、さらなる地域社会への貢献を目指すべく、北九州イノベーションセンターに関する「ミッションステートメント」を公開した。

また、“誰一人取り残さない社会の実現”を目指すフードバンク北九州ライフアゲイン(以下、ライフアゲイン)の社会活動に賛同し、北九州イノベーションセンター内に「北九州フードバンクセンター」を来春開設する運びとなったことを発表している。

「ミッションステートメント」を公開

「北九州イノベーションセンター」は、2023年11月11日(土)に第一期開業。老若男女問わず多くの人々が利用している。


このたび、今後も継続的に多くの方々に愛される施設を目指すべく、「ミッションステートメント」を公開。子供、学生、女性、社会人、高齢者、障がい者、生活困窮者に対する社会的な存在意義(社会で果たす役割)を明確化し、より多くの人々に必要とされる施設を目指す。

「北九州フードバンクセンター」開設へ

現在、北九州には経済的困難を抱えて子育てをしている世帯が約15,000世帯と推測されている。ライフアゲインの手が届いている世帯は2,200世帯で、まだまだ親子との信頼関係を築くために必要な食品寄贈量が足りないという。


そのような状況下で、来春開設する「北九州フードバンクセンター」では大型倉庫スペースを通じて、より多くの子育て支援など実現できる環境を構築する。

また、大型トラックによるパレット搬入が可能となるため、利便性向上に伴う食品寄贈量の増加を目指すとのことだ。

ライフアゲインの取り組み

ライフアゲインは、北九州市において『すべての子どもたちが大切とされる社会』の実現を目指している。そのために支援が必要な世帯と食料支援を通してつながり、信頼関係を築き、真に必要な支援へとつないで『子どもの負の連鎖を断ち切るしくみ』を構築しようとしている。

約15,000世帯に必要な食料支援をするためには約1,000トンの食品寄贈量が必要。ライフアゲインのLINE公式アカウントに登録されている子育て世帯は約2,200世帯で、食品寄贈量は137トンだ。

そのような中でライフアゲインは他の自治体が真似でき、市内の産官学民が協働して北九州モデルを創り上げたいと願っている。

行政は毎年、児童扶養手当受給世帯にライフアゲインの活動の周知協力をしている。北九州商工会議所食品部会は、食品寄贈が増やされるよう強い連携を始めた。必要な資金も市内の企業・市民に働きかけている。

そして今回、この仕組みに不可欠であった大型の食品保管倉庫を北九州イノベーションセンターが無償貸与することが決定した。

ライフアゲインの原田理事長は、「オール北九州で市内すべての子どもたちを愛し、大切にし、子どもたちのシビックプライドを育んでいきます。北九州イノベーションセンターは子どもの未来に向けたICT教育にも力を入れています。今後もさまざまな角度から連携の幅が広がっていくことを期待しています(一部抜粋)」とコメントしている。

「ミッションステートメント」の公開や、来春の「北九州フードバンクセンター」開設など、北九州イノベーションセンターの今後に注目したい。

■北九州イノベーションセンター
所在地:福岡県北九州市八幡西区美吉野町16番 北九州イノベーションセンター(グランモール内)
営業時間:10:00~20:00(年中無休)
ホームページ:https://kitakyushu-innovation-center.jp/

ライフアゲインURL:https://fbkitaq.net/

(Higuchi)

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