【カキフライの旅】神田とんかつ旭軒の「カキフライ定食」を食べてみた結果

カキフライを探し求めて食べる。ただそれだけ。今回出向いたのは『神田とんかつ旭軒』(東京都千代田区内神田3-11-2)。ここはとんかつ専門店だが、毎年10~3月の期間だけカキフライ定食を食べることができる。

脳内で「とんかつ定食にしようよ!」

とんかつ専門店にカキフライ定食があると、いつも困る。どうしてもとんかつが食べたくなってしまうからだ。よって、店員さんに「カキフライ定食下さい」と伝えるまで、脳内で「とんかつ定食にしようよ!」「カキフライ定食はまた今度にすればいいじゃない?」という声が響き、カキフライ定食を食べたい思考と闘う。

……が、今回はカキフライ定食が勝利し、無事にカキフライ定食をオーダーできた。メニューにあったアサリフライが気になったが、売り切れだったため断念。

揚げたてのカキフライが5粒

揚げたてのカキフライが5粒盛られたカキフライ定食がテーブルにやってきた。カラッと揚げられてて、皿にエキスや油がにじみ出るなどの展開はナシ。ぎゅぎゅっと衣の中に旨味が閉じ込められていることを期待。

ラストにソースをかけて食べる

最初にプレーンな状態で食べ、次にマヨネーズをつけて食べ、ラストにソースをかけて食べるという順番。レモン汁をかけてキュンと引き締まるテイストに仕上げてから食べる。

「硬さ」のあとに「ふわとろ」がやってくる

食べるとザクッ! シャクッ! そして熱い牡蠣エキスがブワッ!『神田とんかつ旭軒』のカキフライは衣が硬め。硬いからこそエキスをたっぷりと保有したままでいられるのかもしれない。「硬さ」のあとに「ふわとろ」がやってくる。その緩急がステキ。

『神田とんかつ旭軒』のカキフライいいぞ

ライスとカキフライを交互に食べ進めて楽しむ。途中で味噌汁が飲みたくなるので、ズズッとすする。カキフライにおいて味噌汁は重要。強めの甘味と旨味で包まれた味覚をリセットしてくれる味噌汁の塩気がたまらなく甘美。『神田とんかつ旭軒』のカキフライ、いいぞ。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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