ニッキー・ミナージュ、故ホイットニー・ヒューストンとの“つながり”について語る

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ニッキー・ミナージュ、故ホイットニー・ヒューストンとの“つながり”について語る

 ニッキー・ミナージュは、最新アルバム『ピンク・フライデー2』のリリースに伴い多忙な日々を送っているが、現地時間2023年12月14日に放送されたアンディ・コーエンの番組『Watch What Happens Live』に出演し、個人的に大きな影響を受けたアーティストや、新譜を携えた世界ツアーでファンが期待できることについて語った。

 幼い頃から大好きだったというシンディ・ローパーが楽曲の使用許可を出してくれたという話の流れから、他にも影響を受けた意外とも思えるアーティストについて聞かれたニッキーは、「歌うこととか、ホイットニーのような歌手がどれだけ私に影響を与えたか、みんな気づいていないと思うんですよね。ホイットニーのファースト・アルバムを私は熟知していますよ」と故ホイットニー・ヒューストンについて語り、「私はまだ小さかったけれど、週末はいつもおばと一緒にいて、実際のターンテーブルでそれをかけていたんです。 私の子ども時代の最も楽しい思い出の一つでしたから、彼女とは本当につながりを感じます。ダイアナ・ロスも、母がいつも家でダイアナとシュープリームスをかけていましたから」と振り返っている。

 ニッキーとホイットニーには共通項がある。今夏の大ヒット曲「Barbie World」で、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で23回目のTOP10入りを果たしたニッキーは、ホイットニー・ヒューストンと並んで同チャート史上6番目にTOP10ヒットが多い女性アーティストとなった。41歳のニッキーは、2022年の【ビデオ・ヴァンガード・アワード】の受賞スピーチで、ホイットニーがまだ生きていて、“人々がメンタルヘルスを真剣に受け止めてくれたらいいのに”と願っていた。

 さらにこの『Watch What Happens Live』のエピソードでは、今後のワールド・ツアーとファンがセットリストに期待できることについて語った。ニッキーは、「今までに3回ワールド・ツアーをやったから、ファンのみんなは楽曲を知っていますし、今回のツアーで私が重点的に取り組むのは間違いなくニュー・アルバムで、そのアルバムの世界を作り、その周りに他の全てを散りばめることになります」と説明し、「でももちろん、いつものように昔の楽曲も同じように楽しむつもりです。ラップもポップも、みんなが楽しんでくれるようにいつも心がけています。コンサートでは、ファンが十分な食事をした気分になるようにしています」と述べている。

 【ピンク・フライデー2・ワールド・ツアー】は、2024年3月1日に米カリフォルニア州オークランドで幕を開け、6月7日に独ベルリンで幕を閉じるまで、米国全土と欧州をまわる予定だ。

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