【栃木県旧喜連川町(さくら市)】日本三大美肌の湯、喜連川温泉のあるまち
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、栃木県旧喜連川町(さくら市)を写真とともに紹介する。
Vol.122/栃木県旧喜連川町(さくら市)
旧喜連川町には、「日本三大美肌の湯」と呼ばれている、喜連川温泉がある。日帰り温泉も朝7時から開いているという情報を得ていたので、ルートの途中ではあるけれど入浴しようと、楽しみにしてやってきた。
バイクを停めて、タオルを取り出して、いよいよ館内に入ろうとすると、なんとお休みではないか!美肌への道のりは遠い……。そういうこともあるか……。
と、気を取り直してまちを散策した。
喜連川庁舎があるメインの通りには、昔ながらの建物がいくつか残っていた。その中でも「和い話い広場」という名前の建物は、大正モダンな雰囲気でハッと驚かされる。大正2年に完成した、旧喜連川興業銀行の本店だそうだ。現在も活用されていることがなんだか嬉しい。
道の駅きつれがわにも訪れた。建物が大きくて、すでにお客さんで賑わっている。足湯が設置されていて、一瞬どうしようかと迷ったものの、美肌になりたいのが足なのかどうかと吟味して、まあいっかと、今回は入ってみるのをやめてしまった。
喜連川までは東京の上野からは150キロほどだ。あらためて、温泉に訪れる日を設けたいものである。
(仁科勝介)
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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