投球審査で140キロ記録!ドラマ『下剋上球児』出演・中山翔貴インタビュー 「現状維持は退化だ」と常々言われた大学野球部時代

毎週日曜よる9時から好評放送中の鈴木亮平さん主演ドラマ、日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)に高校生球児役で出演している中山翔貴さんの撮り下ろしインタビューをお届けします!

本ドラマは高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。これまでにない「高校野球×ヒューマンドラマ×サスペンス」という新しいスタイルの日曜劇場として、初回放送から高い評価を受け、「続きが気になる!」、「来週が待ちきれない!」と話題を呼んでいます。

鈴木亮平さん演じる南雲脩司が越山高校野球部に戻り、日本一の下剋上は実現するのか!? いよいよクライマックスの盛り上がりをみせる本作に、第7話より1年生の阪 大輔(ばん だいすけ)役で出演中の中山翔貴さん。

(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

中山さんは小学1年生から大学までピッチャーとして野球に打ち込んでおり、青山学院大学の野球部時代は東都2部リーグ優勝に貢献し、チームは1部昇格を果たしています。

野球経験者も多い本ドラマの収録現場の雰囲気や見どころについてお話を伺いました!

「謙虚さを忘れずに人との繋がりを大切に」父親・中山秀征から助言

――大変反響の多いドラマですが、第7話より出演されている中山さんはどのような役どころでしょうか?

中山:2018年度入学の新入生、阪大輔役です! ピッチャーではアンダースローで投げ、投げない時はショートを守っています。

甲子園に行くために越山高校に入った、ものすごく野球の熱量が高い役です。純粋かつ無邪気なため思ったことをすぐ口にする部分もあります。

――本作は事前に「下剋上セレクション」というオーディション(U-NEXT配信中)により、メインキャストが選出されました。参加していかがでしたか? また、振り返ってご自身のアピールポイントを教えてください。

中山:まずこんなにもしっかり野球のオーディションもやるんだということに驚きました。選考が5次審査まであり、半年近くあったのでみんな自然と仲良くなっていく感じが本当の部活のようでした。

アピールポイントは投手としてオーディション参加していたのですが、投球審査で140キロを記録したことです(笑)。

――幼少期から16年間野球をされていて、大学時代はピッチャーとしてチームに貢献してきた中山さんから見た、本ドラマの企画や脚本の感想を教えてください。

中山:脚本を読むとワクワクが広がっていく感覚があり、それと同時に野球シーンのプレイに説得力がないとなかなか難しいなと思いました。ですが、元々野球が上手いメンバーやこの作品中に成長しているメンバーもいて、みんなの力が合わさっている感じがします。

――大学野球部時代に監督やコーチからの言動で印象に残っていることや、自分のマインドの変化に繋がったことはありますか?

中山:「現状維持は退化だ」と常々言われていて、少しでも自分に満足してしまいそうな時でも、自分を律する事ができています。
 
――ご自身の所属してきた野球環境とはまた違ったチームの雰囲気があると思いますが、どのようなチームや野球の現場だと感じましたか?

中山:現場の雰囲気はめちゃめちゃ明るいです! 同世代が集まってるという事もあって、みんなが本当に高校生に戻って部活をしているような感覚になる時もあります。

そして、やはり鈴木亮平さんにはすごく引っ張ってもらっているなと思います。アドリブを入れていいシーンで少し自分が探りながら言葉を発したら「もっとオンで喋っていいよ!」という風に言って頂けて凄く心強かったです。
  
――本作は野球シーンだけではなく、登場人物たちのバックボーンや人間模様から生まれる事件やドラマで意外な展開を見せるなど、魅力が多い作品として話題です。中山さんが特に心を動かされる場面や注目するところを教えてください。

中山:物語も終盤へと入っていき、やっとチームが一つにまとまり始めました。でも、ここから順調に進んでいくわけではありません。どんなアクシデントがあり、それをみんなでどう乗り越えていくのかぜひ注目して欲しいです。

 
――中山さんは昨年2022年春にデビューされたばかりですが、俳優としてもご活躍歴のある父親・中山秀征さんから何かアドバイスを貰うことはありますか? それにより、ご自身で心がけていることはありますか?

中山:お芝居についてアドバイスを貰うことはほとんどありません。ですが人として、謙虚さを忘れずに人との繋がりを大切にした方がいいというのは言われました。
こういった部分もお芝居に関わってくると思っているので、人間力を高めていきたいと思っています。

――今作や、ドラマ「ドラフトキング」など野球経験を活かした役柄での出演も多いですが、今後どのような作品や役柄に挑戦したいですか?

中山:運動神経はいい方なのでアクションなどは挑戦していきたいと思ってます。あとは悪い役や影のある役など経験したことない事へどんどん挑戦していきたいと思っています。
 
 
――本当に毎話目が離せない展開ですが、最終回に向け、見どころとメッセージをお願いします!

中山:越山高校は甲子園に行けるのか。野球を通じて生徒をはじめ先生まで、どれだけ人として成長できるのか! そこに注目してぜひ見てほしいです!

[撮影:周二郎]

日曜劇場『下剋上球児』スピンオフ企画「下剋上セレクション 完全版」U-NEXTで独占配信中!

『日曜劇場 下剋上球児 スピンオフ企画
「下剋上セレクション 完全版」~ドラマ出演を懸けた熱き予選大会~』
【配信日】2023年12月9日(土)12:00
【視聴ページ】 https://www.video.unext.jp/title/SID0093565
【出演者】中沢元紀、兵頭功海、伊藤あさひ、小林⻁之介、橘優輝、生田俊平、菅生新樹、財津優太郎、鈴木敦也、福松凜、奥野壮、絃瀬聡一、柳谷参助、中山翔貴、青山俊雄、羽谷勝太、清谷春瑠、新浜レオン
MC:喜入友浩TBSアナウンサー
(C)TBSスパークル/TBS

番組概要

[タイトル] 日曜劇場『下剋上球児』
[原案]「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)
[放送日時]毎週日曜よる9:00~9:54
[スタッフ]
製作
TBSスパークル
TBS
脚本 奥寺佐渡子
(『最愛』『わたし、定時で帰ります。』『リバース』『N のために』映画「八日目の蝉」 など)
プロデュース 新井順子
(『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』『最愛』『MIU404』『わたし、定時で帰ります。』『アンナチュラル』など)
演出
塚原あゆ子
(映画「わたしの幸せな結婚」『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』『最愛』『MIU404』『グランメゾン東京』『アンナチュラル』など)
山室大輔
(『100 万回 言えばよかった』『俺の家の話』『テセウスの船』『グランメゾン東京』)
濱野大輝
(『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』『私のシてくれないフェロモン彼氏』『婚姻届に判を捺しただけですが』)
アニメーション 石浜真史
アニメーション制作 CloverWorks
編成
黎 景怡
広瀬泰斗
[番組公式サイト]https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/
[番組公式 X(旧 Twitter)]@gekokujo_kyuji
[番組公式 Instagram]gekokujo_kyuji
[番組公式 TikTok]@gekokujyo_tbs
ハッシュタグは#下剋上球児


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