【宮城県仙台市】子どもたちの現実に迫る映画『プリズン・サークル』上映会&監督クロストーク開催!
STORIAは12月22日(金)と23日(土)の2日間、せんだいメディアテークにて『プリズン・サークル』上映会、そして同映画の監督・坂上香さんと代表の佐々木綾子さんとのクロストーク講演を開催する。
上映会に加えて坂上香監督とのクロストークも開催
認定NPO法人であるSTORIAは、困難を抱える子どもとその親が自分らしく生きられ、幸せになることを心から願い活動している。今子どもたちに起きている現実やこの世界を人々と共に感じていきたいという。
この世界が優しくて愛ある世界になってほしいと、『プリズン・サークル』上映会を企画。あわせて、坂上監督を招き、佐々木代表とのクロストークを行い、会場の人々との対話の時間も用意している。
上映会を通して子どもたちの現実やありたい姿を考える
STORIAは、同法人が取り組む、困難を抱える子どもとその親向け事業の背景にある問題や現状は、表面化しづらく、目に見えにくいと感じている。
同上映会が、現状を多くの人々に知ってもらうきっかけになればと期待している。また、「誰もが素晴らしい可能性を持って生まれてきている」というポジティブなありたい姿や、仙台市と同法人の取り組みを伝える大切な機会とし、上映会に来た人々と一緒に各々のありたい姿を目指すことができたらうれしいとのこと。
刑務所にカメラを入れて撮影したドキュメンタリー
映画『プリズン・サークル ぼくたちがここにいる本当の理由』は、取材許可に6年をかけ、2年にわたり日本国内の刑務所に初めてカメラを入れて、ついに完成したドキュメンタリー。
官民協働による新しい刑務所であり、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを導入している日本で唯一の刑務所でもある「島根あさひ社会復帰促進センター」。
受刑者たちはプログラムを通じて、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死など、自身が犯してしまった罪はもちろんのこと、貧困、いじめ、虐待、差別といった幼い頃に経験した苦い記憶とも向き合わなければならない。
カメラは服役中の4人の若者を追い、彼らがTCを通じて新たな価値観や生き方を身につけていく姿が描かれている。
入場料は1人1,000円。上映会チケット申し込みフォームから事前の申し込みが必要。
子どもたちの抱える問題や直面する現実について知りたい人は、『プリズン・サークル』上映会に参加してみては。
■プリズン・サークル上映会概要
開催日時:12月22日(金)・23日(土)
上映開始時間:1回目13時~15時30分、2回目17時~19時30分
クロストーク:15時40分~16時40分
開催場所:せんだいメディアテーク7F スタジオシアター
住所:宮城県仙台市青葉区春日町2-1
入場料:1,000円
上映会チケット申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeiYD1WV0DoYRI6MGW0jqghvJhsAn2Mew_mpR19SuTpKBEUtQ/viewform
(佐藤 ひより)
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