「品川インターシティ」開業25周年!品川エリアを“つなぐ・つながる街”にするための新たな25周年企画を発表

「品川インターシティ」開業25周年!品川エリアを“つなぐ・つながる街”にするための新たな25周年企画を発表

日鉄興和不動産株式会社他が所有・運営管理する「品川インターシティ」は2023年12月に、1998年の開業から25周年を迎えます。

品川エリアにおける街づくりのコンセプトを「つなぐ・つながる街」と定め、今後の施策・展望について説明するための記者発表会を開催しました。

 

「品川インターシティ25周年」を機に品川を“つなぐ・つながる街”へ

 

品川インターシティとは

多数の有名企業がオフィスを構える「ビジネス街」として今や認知されている品川の港南エリアですが、現在の品川駅港南口一帯は昔JRの車両基地であり、2003年に完成したレインボーロードが出来るまでは駅の反対側へ出るために狭い地下通路を通らなければならず、ビジネス街という認知もない地域でした。

そんな江南エリアで1998年に竣工した品川インターシティ。3つのオフィス棟と商業店舗棟・ホール棟で構成される超高層大型複合ビルとなっており、品川がビジネス街として発展する先駆けとも言える存在で、ビジネスマンを中心に周辺住民・品川を訪れたエリア外の方にも広く親しまれています。

その後も行われた大規模開発や2003年の東海道新幹線の新駅開業等により、国内外から企業が集まりオフィスを開設しており、今では日本一のビジネス街と呼ばれる程。

また、品川エリアは現在進行形で発展を続けており、大規模再開発プロジェクトは現在も進行中。将来的にリニア中央新幹線の新駅開業も予定されています。

その発展を牽引してきた品川インターシティは、2023年12月に開業25周年。これを機に、単なるビジネス街としてではなく“つなぐ・つながる街”品川として街を発展させるべく、1年間を通じて様々な施策を実施していくことを発表しました。

 

品川を“つなぐ・つながる街”へ!

都内で開催された記者発表会に登壇した日鉄興和不動産株式会社の代表取締役社長 三輪正浩さんは、品川インターシティや品川エリアのこれまでの歩みなどを説明しつつ、

「品川インターシティ開業を機に、品川はオフィスエリアとして急速に発展を続け、様々な企業を繋ぐことに貢献してきました。また周辺に多くの住民を抱えるエリアでもあり、(品川インターシティは)地域としての繋がりも多く提供しています。そこで品川エリアを“つなぐ・つながる街”として進化させるべく、25周年を迎えた品川インターシティを中心に今後様々な施策を展開して参ります。」

とコメントしました。

発表された25周年企画のロゴは、視覚的に「何と何を繋ぐのか」を表現。

鉄道のレールをイメージし、品川という漢字をロゴとして表現しています

また、ロゴと一緒に制作された「つながるアイコン」は、“日本と世界”や“過去と未来”といったように、具体的に何と何を繋げるのかを視覚化しています。

このロゴは今後の活動の軸を表現するものとして活用していくほか、オープンに配布し幅広く使用出来るようにするそうで、エリア内の様々な活動にも使用可能。

今のところ品川カルチャークラブとの提携により、サッカーやチアリーディングチーム等のユニフォームに掲載することが決定しているそうです。

 

今後の施策

品川インターシティ25周年企画の第1弾として、品川インターシティに隣接する品川セントラルガーデンでXR技術とイルミネーションを組み合わせた「品川XRアクアガーデン~ビルの合間できらめく海中散歩~」を12月7日から開始。

これはイルミネーションの中に海中を模した仮想空間を重ね合わせることで、光の海の中を歩いているような体験をすることが出来るものとなっています。

「この取り組みは、仕事の合間の時間を活用したエンターテイメントの体験といった観点から、“オンとオフをつなぐ”、また最新技術を社会実装するための“発想と実装をつなぐ”ための施策として取り組んでいきたい。」

と三輪代表は話します。

また第2弾施策としてイノベーションネットワーク構築を行い、品川の特徴であるイノベーション企業の集積を活かしていく方針とのこと。

これに合わせ、最新技術が体験出来るイベント「Shinagawa Tech Showcase」を、規模を拡大して2024年3月に開催予定であることも発表しました。

飲食店や本屋・医療施設といった店舗が多い商業施設だった品川インターシティ。今後の品川インターシティの展開について三輪代表に伺うと、

「体験型施設や有名な飲食店など、それを目的として来て頂けるような店舗の誘致等も検討しています。また、店舗内で食べるのではなく“横丁”のように、各店舗で購入したものをオープンスペースで食べたりして頂けるような業態も行っていきたいと考えていて、現在検討中です。」

とコメントし、今後の施策に伴って品川インターシティも変化していくと話してくれました。

 

「品川XRアクアガーデン ~ビルの合間できらめく海中散歩~」概要

・体験期間:2023年12月7日〜2024年2月14日 17時〜21時
※月〜水曜日は定休日
※2023年12月26日〜2024年1月10日は年末年始休業
・料金:
HMDでの体験(完全予約制) 500円
スマートフォン/タブレットでのAR鑑賞 無料
・参加条件:HMDでの体験では7歳未満の子供の参加は出来ません。
・所要時間:1組30分程度
・会場:品川セントラルガーデン
※スマートフォンAR鑑賞は品川インターシティスカイウェイよりお楽しみください
・アクセス:JR 品川駅より徒歩6分、京急品川駅より徒歩8分、京急本線北品川駅より徒歩8分
・公式サイト:https://xraquagarden.com/

詳細は公式サイトをご参照ください。尚、AR鑑賞はどなたでも体験することが可能となっています。

 

品川インターシティ開業25周年を記念し、ビジネス街というだけではなく「つなぐ・つながる街」にしていくべく発表された、今回の25周年企画。

第1弾のXR体験は12月7日から開始となります。誰でも参加出来るので、ぜひ近くに立ち寄った際は足を運んでみてください。

また、品川インターシティは商業施設のリニューアルを検討するなど、今後も更なる発展を行っていくとのこと。今後の動向にも要注目です。

品川インターシティ公式サイト:https://www.sicity.co.jp/

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