自分とどう向き合うか 厚生労働省推薦映画『ぬくもりの内側』が豪華キャストで上映

自分とどう向き合うか 厚生労働省推薦映画『ぬくもりの内側』が豪華キャストで上映
「ぬくもりの内側」 (原作・脚本・監督 田中壱征)

人生最期の生き方をテーマにした厚生労働省推薦映画「ぬくもりの内側」 (原作・脚本・監督 田中壱征)が東京・ イオンシネマ板橋で大好評上映中だ。 12月1日からは心斎橋シアタス(PARCO)で上映される。 その後、名古屋、京都をはじめ、全国ロードショーが展開。 そして来夏以降には、Netflix、Amazonプライムにて国内外配信も予定されている。

出演は、白石美帆、音無美紀子、島田順司、榎木さりな、野村真美、スギちゃん、高樹澪、小野寺丈、大林素子、原めぐみ、好野雅彦、片岡断、三田佳子と豪華なラインナップだ。 また、2022年5月3日に亡くなった渡辺裕之さんの最後の出演作、遺作となっている。

主題歌は、「家族写真」森山良子。 東京・千葉・大阪・長野・鳥取、沖縄、タイ バンコク、オーストリア ウィーンが舞台。 物語は、余命宣告をされた登場人物たちが、残された人生をどう過ごして行くか?生きてきた愛の証しを、最期に愛そのものをどう残して行くの?など現実に横たわる問題に向き合いながら、終末ケア、緩和ケア・看取りという現代社会において重要なテーマを軸に、その根底に流れる「愛とぬくもり」を幅広い年齢層の心に届ける作品になっている。

田中監督は、2018年10月には、フランス政府認定の社会功労奨励章文化芸術部門「オフィシエ勲章」を受章。 2022年は、映画「ぬくもりの内側」が、厚生労働省の推薦映画となった。コロナ渦時で一般劇場公開延期を余儀なくされてしまった2022年には、文化庁主催で、映画「ぬくもりの内側」が芸術授業になり、全国の学校で上映された。 また4月に映画「風が通り抜ける道」で、沖縄国際映画祭正式出品を果たし、 5月には、SUPER STAR AWARDS CANNESで「BEST FILM AWRDS賞」を受賞。カンヌ国際映画祭2023 では、映画『風が通り抜ける道』で特別披露上映を果たし、正式出品作品までは至らなかったが、見事、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩き、欧米においても大きな注目を集めている。

「一般劇場公開に至るまで、とても長い道のりでした。長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。当作品は、2019年から、2年半をかけて完成しましたが、コロナ渦に突入し、一般劇場公開が延期というか白紙となりました。幸いなことにも、当作品が、『厚生労働省の推薦映画』になり、文化庁主催で、当作品が授業の一環として、全国学校上映キャラバンが出来ることになりました。北から南まで、述べ全国1万人の生徒さんが鑑賞し、たくさんの生徒さんたちと映画を通して、向き合えることが出来、逆に私自身が生徒さん達から逆に勇気をもらえたように思います。そして、2023年ラストに、イオンエンターテイメントさんで一般劇場公開が決まり、これまで関わって頂いたすべて方々に、深く感謝しか御座いません。誠に有難う御座います」と田中監督が舞台挨拶で述べた。

2019年からキャスティングでも制作を共に走ってきた俳優小野寺丈は、「人の心の奥に染み渡る田中監督の作風テイストは、これからの厳しい時代にとてもマッチしていると思います。当映画は、万人が見ても、号泣映画だと言えます。この『ぬくもりの内側』から、私が監督した作品『一番逢いたいひと』に愛のバトンタッチがされたように思いますし、『ぬくもりの内側』は、私の人生で大事な作品でございます。」と語った。

女優・歌手の原めぐみは、 「田中監督のデビュー作品から、全部出演しているのが、大林素子さんと私なんです。本編では。『看取りたくない』と優しくない台詞もありましたが、実は最後は良い人になっているストーリーなんです。一般劇場公開まで本当に長かったこの道のりの分だけ、感無量で、涙が止まりません。この作品を通して、『人間愛』をたくさん感じて頂けたら嬉しいです。人が亡くなって行くストーリーなのに、最後は、心が温まり、誰もが前向きになる映画です」と話す。

俳優 好野雅彦は、「この映画を通して、一生大事にしていきたいと心の奥から思える仲間が出来ました。全国学校上映も、監督と一緒に回り、鑑賞をした生徒さんから、『自死をやめることにしました。もっと頑張って生きようと思います』と監督宛に手紙が届いたんです。私は正直、涙が止まりませんでした。この度の一般劇場公開、そして、今後の全国学校上映キャラバンも続けて参りますので、今後とも宜しくお願い致します」と アピールした。

EXILE NAOTOの父であり、本作に出演の俳優、片岡断行は、観客席で鑑賞した。 「私が映画俳優として、デビューした作品が、この『ぬくもりの内側』になります。今まで何度も観ましたが、今日が一番感動して、涙をたくさん流しました。全国多くの方々に、この映画を観て、沢山のぬくもりを味わってもらいたいです。誠に有難う御座いました。」と語った。

また、映画のようにアーティストの世界観を 惹き出す写真家の加藤正憲氏は 「それぞれの家族の、人生の終焉を オムニバスでの表現は、大変な情熱が必要な 制作だったと思います。また、それぞれの劇中歌も悲しみの中に希望を感じ、田中監督の音楽の拘りを感じました。」と話している。  人生最期の生き方という重いテーマを描く中に、2012年に『ワイルドだろぉ?』で新語・流行語大賞を獲得したスギちゃんが出演する等、 キャスティングも奥が深く魅力的な注目作品だ。(写真@加藤正憲 文@野島茂朗) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 右から、小野寺丈、田中壱征監督、好野雅彦、原めぐみ

関連記事リンク(外部サイト)

羽生結弦の親密ベッド写真が流出…お相手の女子選手は過去に「黒い疑惑」も
ヤラセの証拠撮った! 日テレ24時間テレビの捏造疑惑 女優・黒木瞳のそばでずっと黙っていた“アイツ”
2020年度女子アナ界(バストの)大型新人!? フジTV・渡邊渚アナがデカいと話題! 「Gか」と推定する人も!

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 自分とどう向き合うか 厚生労働省推薦映画『ぬくもりの内側』が豪華キャストで上映
TABLO

TABLO

TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

ウェブサイト: https://tablo.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。