【東京都】米とサーカスで駆除された熊肉を使用した「ヒグマの手作り肉まん」などを発売

2023/11/22 15:00 ストレートプレス

ジビエに特化した居酒屋「米とサーカス」では、害獣として駆除された熊肉を使用した「ヒグマの手作り肉まん」「ヒグマグリル 9部位食べ比べセット」を11月17日(金)より発売。

米とサーカス渋谷PARCO店にて、各限定50食ずつを特別価格で提供している。なお、人気の秋冬定番メニュー「熊味噌鍋」も、高田馬場本店・渋谷PARCO店・錦糸町ダービー通り店の3店舗および、公式オンラインショップにて11月より販売中だ。

ジビエに特化「米とサーカス」

「米とサーカス」は、ジビエのおいしさ・初めて出会う⾷の楽しさを知ってもらいたいと、2011年に東京・⾼⽥⾺場で開店。当初より⿅や猪、熊などの野⽣⿃獣を調理・提供している。

特に今年は、近年で最多の人身被害がニュースにも取り上げられ、駆除数も増加している熊。駆除された多くは廃棄処分されている“害獣”と呼ばれる動物の存在と、その意外なほどのおいしさを知ってもらえるようにメニューを開発した。

駆除対象となった害獣の命をおいしくいただくことを通じて、取り扱う⾷材がどこから、どうして、どのようなルートを辿ってきたのか、そうした背景を伝えることを、同社は向き合うべき課題の1つと捉えている。

熊肉を使用したメニュー紹介

「ヒグマの手作り肉まん」の餡は、粗挽きの熊肉・干ししいたけ・玉ねぎ・タケノコに、北海道味噌と行者にんにくでアクセントをくわえたぜいたくなもの。北海道産小麦を使用した風味豊かなもっちり生地に、特製の熊肉餡を店で1つ1つ丁寧に包んでいる。限定50食、1日5食限定、1,500円で、渋谷PARCO店にて提供中。

「ヒグマグリル 9部位食べ比べセット」は5,500円(限定50食)。熊は、野生味と濃いうま味が特徴の、希少で大人気のジビエ。弾力がありながらも自然な肉の食感を味わえる。熊肉には、身体を温めるなどの滋養効果も期待され、噛めば噛むほどおいしさが倍増する。ロース、ウチモモ、シンタマ、ランプ、ソトモモ、バラ、ウデ、スネ、ヒレの9部位を同じく渋谷PARCO店で味わえる。