星がきれいな秋冬の夜長。星の動きに合わせて追尾する装置「New nano.tracker Ⅱ」で、手軽に“星景写真”を撮影!
秋風は空気が澄み、星がキレイに見える季節。そんな秋冬の夜長に、星空の撮影を楽しみたいと考える人もいるのではないだろうか。
そこでおすすめしたいのが、11月10日に発売する、手軽に星景写真を撮影できるコンパクト追尾装置「New nano.tracker Ⅱ」。米国発の光学メーカーSIGHTRONの製品を取り扱うサイトロンジャパンが販売する。
以前好評だった「New nano.tracker」の後継機種である同製品は、利用者の声にこたえてハンドコントローラーの外部電源ポートを「USB miniB」から「USB Type-C」へリニューアルしており、より多くの外部電源を使うことができる。
恒星・月・太陽を手軽に追尾できる「New nano.tracker Ⅱ」
恒星と月、太陽はそれぞれ同じ速さで動いているように見えるが、実際は動く速さが若干異なる。そのため、デジタルカメラを三脚に取り付けて長時間露光で星空を撮影すると星がブレて写ってしまうことも。星を肉眼で見たままの“点”として写すために必要となるのが、星の動きに合わせてカメラを動かす(追尾する)こと。New nano.tracker Ⅱには恒星時追尾、月追尾、太陽追尾のモードがあり、撮影対象に最適なモードを選択可能だ。
星空と地上の風景を一緒に撮影する「星景写真」撮影時は、通常の追尾速度の半分のスピードで追尾する0.5倍速モードに設定することで、地上の風景のブレ量が半分に。より自然な星景写真を撮影できる。初めての人でも簡単にセッティングできる
New nano.tracker Ⅱは「北極星のぞき穴」を装備しており、その穴の中心に北極星が見えるように本体の向きを調整すればセッティングは完了。初めての人でも簡単にセッティングができる。望遠レンズではなく広角~標準程度のレンズで、数分間の露光での撮影を前提として設計されており、この方法でも十分に実用的な設置精度を得ることが可能だ。
480gの軽量設計!登山や海外旅行で活躍
New nano.tracker Ⅱ本体の質量はわずか400gで、コントローラーを含めても480gの軽量設計。また、大きさも片手に載るほどの大きさであるため、極力荷物を少なくしたい登山や海外旅行の際にも気軽に持参することができる。気軽に「星景写真」に挑戦できる、New nano.tracker Ⅱ。山小屋からの美しい星空や、旅先での異国の星空などを写真に残したいときに重宝しそうだ。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000007828.html
New nano.tracker Ⅱ 製品ページ:https://www.sightron.co.jp/product/nano.tracker.html
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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