タイ人観光客が韓国に入国拒否される事例が増加 →タイ首相が調査を明言

タイ人観光客が韓国に入国拒否される事例が増加していることから、タイ国内で韓国を非難する声が大きくなっています。

https://twitter.com/SCMPNews/status/1719946288614060471

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙やタイのバンコク・ポスト紙が伝えるところによると、SNSで多くのフォロワーを抱えるタイ人複数名が「韓国で入国を拒否された」「入国審査官に侮辱的な質問をされた」「入国手続きの際に犯罪者扱いされた」といった経験談を投稿。

https://twitter.com/Thenationth/status/1718132716900901255

こうした投稿をきっかけにタイ国内のSNSでは「#แบนเที่ยวเกาหลี(韓国への旅行禁止)」「#ตมเกาหลี(韓国入国管理局)」というハッシュタグがトレンド入りしました。

入国拒否の背景には就労目的で韓国に不法入国したタイ人が推定10万人以上存在することが関係しているということです。

「韓国の差別的政策」という声もあがるなど、SNSで巻き起こったタイ国民の不満を受け、タイのスレッタ・タビシン首相は政府としてこの問題を調査すると明言しています。

Photo by Clark Gu on Unsplash

※ソース:
https://www.scmp.com/week-asia/people/article/3239962/why-are-thai-tourists-often-sent-back-south-korea-thai-pm-srettha-investigates
https://www.bangkokpost.com/business/general/2675588/thai-tourists-turn-against-south-korea
https://www.nationthailand.com/thailand/tourism/40032294

(執筆者: 6PAC)

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