ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
  • キアヌ・リーヴスに“仕事の流儀”を聞いてきた! 『ジョン・ウィック:チャプター2』が本日公開
  • 『斉木楠雄のΨ難』インタビュー 佐藤二朗「橋本環奈が高校にいたら可愛すぎて男子は正気を保てないでしょ」
  • 俳優・中村倫也インタビュー「女子の周りから固める恋愛作成は逆効果な気がします(笑)」
  • 柄本佑が前田敦子を絶賛「“僕のあっちゃん、私のあっちゃん”にしたくなる魅力がある」
  • 『パシフィック・リム:アップライジング』監督&ジョン・ボイエガに「ぼくのかんがえたさいきょうのかいじゅう」を見てもらった!
  • 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカイロ・レンはどうなっちゃうの? アダム・ドライヴァーを直撃!
  • 『マイティ・ソー バトルロイヤル』女戦士・ヴァルキリーを熱演! 声優・沢城みゆき「ロキ様ファンの方お友達になってください!」
  • コムアイ(水曜日のカンパネラ)インタビュー「お風呂に入った猫がシュッと細くなってしまうところが情けなくて愛しい」
  • 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で大大活躍中! チューバッカさん直撃インタビュー:動画  
  • 戸次重幸が「理解出来ないほどの悪い役」に挑む実話をベースにした物語『神と人との間』
  • 性別や年代によって楽しみ方が変わる映画『妻ふり』 榮倉奈々&安田顕インタビュー
  • 『ゴースト・イン・ザ・シェル』のバトーさんを直撃! 原作愛がハンパなくて『イノセンス』制作を懇願するレベル
  • 『ブレードランナー 2049』“ジョイ”と“ラヴ”にインタビュー「SF映画は女子が観ちゃだめ? そんなわけないわ!」
  • 北野武からの出演オファーに「役者やってて良かった」 『アウトレイジ 最終章』池内博之インタビュー
  • 『レディ・プレイヤー1』キャストインタビューで判明!「実際にこの映画をテーマにしたゲームが発売予定だよ」
  • 窪塚洋介が明かす未体験への挑戦と驚き 映画『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを飾る

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

「現代の若者」は育たない? 舞妓さんの美しさに学ぶ「人を育てる力」と「育つ力」。

「現代の若者」は育たない? 舞妓さんの美しさに学ぶ「人を育てる力」と「育つ力」。
突然ですが、「舞妓さん」を見たことはありますか? 白塗りに紅をさし、着物を纏ってしだれた帯を揺らし、鈴の音と共にしゃなりしゃなりと歩く様は、何とも風流で美しいものです。外国からの観光客だけではなく、日本人であっても、思わずシャッターを切りたくなってしまうのが頷けます。
そんな美しい「舞妓さん」が、実は10代の若者だということを知っていましたか? 彼女たちは、世間で「JK」なんて呼ばれている女の子と同じ、正真正銘のティーンズなのです。……そうは言われても、彼女たちにはどう見たって「JK」世代とは思えない気品が漂っています。女性として憧れすら抱いてしまう、凛とした美しい横顔。その写真に惹かれて手に取ったのが、今回ご紹介する『舞妓の言葉』という一冊です。

『京都花街、人育ての極意』なんてサブタイトルがついている通り、舞妓さんの成長や彼女たちの言葉を通して、世間でよく耳にする「人材育成」「人を育てる」ということについて考えさせられる内容となっています。確かに、「JK」が「舞妓さん」になると考えると……少し覗いてみたくなりますね。

考えてみればこの二〇年以上、若い人たちは、やる気がない、粘りがない、我慢ができないなどと、ネガティブな表現を用いて形容されています。今の若者を育てるのは難しい。すぐに辞めてしまう、壁があると乗り越えられないなど、育成の現場の人から嘆く声を聞くことも多いです。
でも、若者が変わったのでしょうか。いつの時代も若者は、未経験で、未熟で、自信もない。でも、ひたむきさを持って取り組んでいることを認めてほしいと願っています。
(7ページより)

著者の西尾久美子さんはそう述べた上で、それらを見守る先輩たちの存在と助言がいかに大切かということについて触れ、「導くこと」の大切さに言及しています。「JK」と呼ばれる現代の若者を、大人をも魅了する一人前のプロに育てる京都花街。そこには私たちが知らないたくさんの“言葉”が息づいています。

「教せてもらう用意」(22ページ)
「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」(58-64ページ)
「お気張りやす」(148-149ページ)

こういった言葉に込められた意味を知ることで、「人を育てる」ということだけではなく、一人の女性として、人間として、「育つ」必要性やその方法も学ぶことができるはずです。

「一生、一人前になれへんのどす」
(146ページ)

謙虚に、慎ましやかに、周りに感謝して、毎日を生きる。この本を読めば、彼女たちの美しさの理由も、きっと分かります。
(ライター/中西須瑞化)

■『舞妓の言葉――京都花街、人育ての極意』
著者:西尾久美子
出版社:東洋経済新報社



(新刊JP)記事関連リンク
女性の世界を変えてくれる靴たち
恋愛に臆病な男性 結婚に踏み切れない女性
なぜ女性漫画家の自画像は本人に似ていないのか?

エンタメ
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。