ブリトニー・スピアーズ、最終候補に残っていた映画『きみに読む物語』のオーディション映像が公開

ブリトニー・スピアーズ、最終候補に残っていた映画『きみに読む物語』のオーディション映像が公開

 ブリトニー・スピアーズが、映画『きみに読む物語』で主人公のアリーを演じていたかもしれない。ニコラス・スパークスの小説を原作とするこの人気恋愛映画のために、ブリトニーが行ったオーディションの映像が、現地時間2023年10月23日に英デイリー・メール紙によって公開された。

 最終的にレイチェル・マクアダムスがライアン・ゴズリング演じるノアの相手役アリーにキャスティングされたものの、キャスティング・ディレクターのマシュー・バリーは、ブリトニーがクレア・デインズ、スカーレット・ヨハンソン、エイミー・アダムス、ジェシカ・ビールら数多くの有名女優を抑えて最終候補に残っていたと同誌に語っている。マシューは2002年に行われたオーディションについて、「ブリトニーはただ良かったのではない、驚異的だった」と述べ、「難しい決断でした。ブリトニーは、顎が床につくぐらい我々を圧倒しました。私は本当に驚きましたし、非常に圧倒されました。あの日、彼女は最高の演技を見せてくれました」と振り返った。

 ブリトニーも現地時間10月24日に発売予定の回顧録『ザ・ウーマン・イン・ミー』の中で、オーディションについて語っている。「“きみに読む物語”のキャスティングは私とレイチェル・マクアダムスに絞られていました。“ミッキーマウス・クラブ”で共演経験のあるライアン・ゴズリングと再会するのは楽しかったと思いますが、引き受けなくてよかったと思っています」と彼女は綴り、「もしそうしていたら、アルバム“イン・ザ・ゾーン”に取り組む代わりに、昼も夜も1940年代の令嬢のように振る舞っていたでしょう」と説明している。

 ブリトニーは、1993年から1994年まで米バラエティ番組『ミッキーマウス・クラブ』にゴズリング、ジャスティン・ティンバーレイク、クリスティーナ・アギレラらとともに出演していた。キャリアを通じて俳優としても活動してきた彼女は、2002年の映画『ノット・ア・ガール』に主演し、TVシリーズ『ママと恋に落ちるまで』シーズン3にゲスト出演している。

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