アリス大ファンのデーモン閣下、「秋止符」で谷村新司さん追悼

ソロツアー中のデーモン閣下が10月22日、ステージでアリスの名曲「秋止符」などを歌唱し谷村新司さんを追悼した。
Damian Hamada’s Creatures(略称D.H.C.)と約4年振りのソロツアー【デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』】開催中のデーモン閣下。当日の福岡公演では、元々ツアーのメニューに無かったアリスの「秋止符」のほか、アリスプロデュースによる2019年12月発売のシングル曲「NEO」を熱唱した。
“世を忍ぶ仮の姿”の中学生時代からアリスの大ファンだったというデーモン閣下。アリスプロデュースのプロジェクトは、とある番組の収録で共演した際、意を決して谷村新司さんに楽曲提供を直接オファーすると、その場で「面白そうだ!」と快諾されスタートしたそうだ。
実はこの曲「NEO」はアリスとして初のプロデュース作品で、谷村新司(作詞)、堀内孝雄(作曲)、矢沢透(編曲)のみならず3人はコーラスでも参加。更には、カップリングにアリスが1981年の活動休止前にリリースした「エスピオナージ」カバーを収録している。
デーモン閣下は当時のインタビューにて、「今でも本当にそんなことがあるんだ、という感想を抱いている。無謀とも言える願いをぶつけて、長年抱き続けていた夢が叶う事になった。力がみなぎって、ガツンとしたものを聞かしてやるつもりなので覚悟してろよ!」とコメント。一方、アリスのメンバーは「アリスに対する愛をいっぱい感じさせてもらえた。我々3人からのプレゼントとして一つの曲を生み出せたという事がすごくうれしい出来事。チャンスをくれたデーモンに感謝しています。」と語ったという。
22日の公演にてデーモン閣下は「また流星が1つ煌めいた。」と一言述べると「秋止符」を歌唱。その後、「終止符の後でも音楽は続く。そして“歌”は背中を押す“月夜に跳べ、叫べと!”」と「NEO」を続けた。
◎公演情報
【デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』】
2023年10月15日(日)Zepp Namba
2023年10月22日(日)福岡電気ビルみらいホール
2023年10月27日(金)KT Zepp Yokohama
2023年11月4日(土)Zepp Nagoya
2023年11月10日(金)Zepp DiverCity
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