秋葉原でラーメンとチャーハンが食いたかったら『味の萬楽』に食いに行くしかねえ! いいぞ

秋葉原でラーメンとチャーハンが食いたかったら『味の萬楽』(東京都千代田区外神田2-3-9)に食いに行くしかねえ! いいぞ。何が良いって、ウマイから良い。ラーメンも、チャーハンも、ウマイ。オマケに御粥もウマイ。

こういうのでいいんだよ『味の萬楽』

秋葉原っておいしい店が多いから迷うよね。でも「こういうのでいいんだよ」って思える定番のおいしいラーメンとチャーハンなら『味の萬楽』は最有力候補。とりあえず行って「ラーメン小がゆセット」(1200円)と「半チャーハン」(450円)をオーダー。これ、間違いない組み合わせ。

絶妙に塩気より醤油の香ばしさと旨味が勝るスープ

まずラーメンを食う。醤油ベースのスープはスッキリしていて優しい。絶妙に塩気より醤油の香ばしさと旨味が勝るスープ。たまらない。

チャーハンの香りをかぎながらすするラーメン。チャーハンの香りによってラーメンの旨味も増しているような気がしなくもない。良き。

台湾とか上海とか香港で食べるチャーシューのような!

麺をすすりつつ、チャーシューも食べる。これ、なんか本格的なテイスト。台湾とか上海とか香港で食べるチャーシューのような、表面がザクッとした食感の仕上がり。うまい! 昔ながらの醤油ラーメンではあるが、実は、チューシュー、際立った個性。うまい。

そして海苔で麺を巻いて食べる。これもまた、海苔の香ばしさをほのかに感じて絶品。いいなあ。なんだから幸せな気分になるラーメンだわぁ。

チャーハンに集中して味わいたい

ラーメンを食べたら、次はチャーハン。あえて、ラーメンを食べながらチャーハンは食べなかった。チャーハンに集中して味わいたかったからだ。

ジワッと感じる油の旨味

まず最初は、チャーハンをそのまま食べる。この、ジワッと感じる油の旨味、たまらん。ラーメンと同様、旨味強め、塩気は控えめな仕上がりが素晴らしい。

ラーメンのスープをたっぷりと吸い込んだチャーハン

チャーハンをラーメンのスープに浸して食べると絶品。そもそもラーメンのスープはチャーハンを浸すためにある。異論は認める。

しかし! ラーメンのスープをたっぷりと吸い込んだチャーハンは、チャーハンでありながらチャーハンからメガ進化した別の料理ともいえるウマさだ。

ラストに食べるのが御粥

ラーメンとチャーハンでガッツリと味覚をハデに攻めたなら、次は「凪」ともいえる静寂が味覚に必要。ということでラストに食べるのが御粥。これ、うまい。

塩気で包まれた味覚が、米本来の優しいテイストに包まれる。旨味、甘味、すべてが優しい。

卓上の調味料を注いで食べる

とはいえ、おかゆをすべてプレーンなまま食べるのは、少しもったいない気がする。ちょっとは刺激が欲しい。

ということで、卓上の調味料を注いで食べる。お酢でもチリソースでも、好きなものを投入。うまい。うますぎる。

秋葉原に残る希少な昭和的食堂

間違いないラーメンとチャーハンが食べられる『味の萬楽』は、秋葉原に残る希少な昭和的食堂。どれを食べてもホッとするウマさがあるので、店から出るとき、いつも幸せな気分で出られる。

店員さんの人柄の良さ

どうして『味の萬楽』はおいしいのだろうか。通ってしまうのだろうか。もしかすると、それは店員さんの人柄の良さもあるかもしれない。ごちそうさまでした!


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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